クラウドストライク(CRWD) 2021年Q4/通年決算~大型顧客獲得と買収を発表!!~

  • クラウドストライク(CRWD)の2021年Q4決算発表はいつあったの?
  • クラウドストライク(CRWD)の2021年Q4決算結果は?
  • クラウドストライク(CRWD)の2021年Q4決算前後の株価の動きは?

 

そんな疑問に答えます。

 

 

本記事では、今後の投資銘柄選定や、類似銘柄の株価動向予測やパターン分析などを参考にする為に、市場参加者の注目度が高い企業であるクラウドストライク(CRWD)の「決算結果」、「決算発表後の株価の動き」等について纏めています。

 

 

【想定読者】 株式投資初心者・米国株投資初心者・これから株式投資を検討している人

 

2019年にナスダック上場して以降、一度も決算をミスしていない数少ない超優秀な米国企業クラウドストライク(CRWD)。

 

 

2021年Q3決算も危なげない好決算を発表し、株価は$150台後半から一気に$200台を超えました。

 

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そんなクラウドストライク(CRWD)は、2021年3月17日に2021年第4四半期/通年決算を発表しました。

 

 

クラウドストライク(CRWD)の「2021年Q4決算内容」や「決算前後の株価の動き」はどうだったのでしょうか?

 

 

本記事では、クラウドストライク(CRWD)の2021年Q4決算結果と決算内容、株価の値動きについてついて纏めています。クラウドストライク(CRWD)の一連のムーブメントが今後の株式投資の判断材料として少しでも参考になれば幸いです。

 

 

クラウドストライク(CRWD) 2021年Q4/通年決算~大型顧客獲得と買収を発表!!~

クラウドストライク(CRWD)の決算:2021年Q4/通年

クラウドストライク(CRWD)の決算事情をみてみましょう。

 

 

クラウドストライク(CRWD)の2021年第4四半期/通年決算は2021年3月17日に発表され、結果は安定の好決算でした。

 

 

クラウドストライク(CRWD)は上場後、一度も決算をミスしておらず、パーフェクト決算を出し続けている数少ない一握りの企業。今回もまた記録を更新ました。

 

 

クラウドストライク(CRWD)の2021年第4四半期/通年決算結果とKPIとしている重要指標の状況を確認していきましょう。

 

 

  1. 決算結果とガイダンス
  2. ARR(Anual Recurring Revenue)
  3. 顧客維持率
  4. 顧客数

 

1つずつ見ていきましょう。

 

クラウドストライク(CRWD)の決算結果①: 2021年第4四半期/通年決算結果とガイダンス

クラウドストライク(CRWD)の決算結果の最重要事項である売上高とEPSをを見てみましょう。

 

第4四半期予想結果
EPS$0.08$0.13
売上$250.4M$264.9M

 


EPS、売上高の
いずれもコンセンサス予想を上回る結果となっています。

 

 

売上高は$264.9Mと前年同期の売上高$152.1Mから+74%の成長となっています。

 

 

続いて、2022年Q1および通年のガイダンスをみてみます。まずはEPSのガイダンスです。

 

EPS予想新ガイダンス
2022年第1四半期$0.4$0.5~0.6
2022年通年$0.33$0.27~0.3

 

売上高のガイダンスは下記の通り。

 

売上高予想新ガイダンス
2022年第1四半期$268M$287.8M~$292.1M
2022年通年$1.22B$1.31B~$1.32B

 

 

2022年通年のEPSの新ガイダンスが未達でした。

 

 

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続いて、重要指標の状況について確認していきましょう。

 

クラウドストライク(CRWD)の決算結果②:2021年第4四半期/通年のARR

クラウドストライク(CRWD)の2020年第4四半期/通年における年間リピート売上高(ARR)は年率換算$1Bを超え、$1,05Bを記録、+77%のARR成長率となっています。

 

 

クラウドストライク(CRWD)は、サブスクリプションベースにおける新規顧客の獲得と既存顧客維持による事業の成長度合いを推し量る重要な指標としてARR(Anual Recurring Revenue)を用いています。顧客が毎年払い続けてくれる年間定期収益(ARR)は、何年も繰り返し発生する売上なので、収益見通しがしやすいのが特徴です。

 

 

2021年第4四半期に新規に追加されたARRは$142.7Mで新規に獲得したサブスクリプション顧客は1,480社。

 

 

新たに獲得した顧客を加えた総顧客数は9,896社となり、顧客数の伸び率も+82%と、ARRの成長率とほぼ同じ水準になっています。

 

 

顧客数の内訳は後述しますが、「Fortune 50」、「Fortune 100」、「Fortune 500」に該当する企業を第4四半期に獲得していています。しかし、ARRへの貢献が反映されるのは2022年第1四半期からの為、今回のARRには含まれていません。

 

 

また、「ARRには季節性が見られ、昨年も第4四半期から第1四半期にかけてARRの落ち込みが見られまており、今回もその傾向がある」とCEOからコメントが出ています。これは、契約を獲得した四半期中にサブスクリプションを開始するケースも多くあるが、顧客の導入準備によっては、サブスクリプションの開始日は次の四半期になるケースもある為です。

 

 

ただ、ARRが$1Bを超えるスピードは、クラウドベースのSaaS企業の中においては、ズームビデオコミュニケーションズ(ZM)とセールスフォースに次ぐ速さとなっています。

 

 

また、ズームビデオコミュニケーションズ(ZM)は既にクラウドストライク(CRWD)の主要顧客の1つです。

 

クラウドストライク(CRWD)の決算③:2021年第4四半期/通年の顧客維持率

クラウドストライク(CRWD)は、既存顧客のサブスクリプション収入増と拡大を重視しており、そのパフォーマンスを推し量る指標として顧客維持率(Dollar-Based Retention-Rate)をKPIにしています。

 

 

クラウドストライク(CRWD)の定義する顧客維持率は、「既存顧客1人(or1社)あたりの売上が、前年同月比でどれだけ増えているのか」を示すもので、ドルベースでパフォーマンスをトラックしています。顧客の契約更新、サービスの利用拡大、解約なども包括されています。

 

 

KPIとしている顧客維持率は2016年以降、一貫して100%を超えていますが、2021年第4四半期時点でも125%を記録。2019年Q1以降、120%以上の水準を維持し続けています。

 

クラウドストライク(CRWD)の決算④:2021年第4四半期/通年の顧客数

クラウドストライク(CRWD)は顧客維持率を高く維持しつつ、新規顧客も着実に伸ばしています。

 

 

2020年時点では、5,431社だった総顧客数は9,896社にまで増えました。

 

 

「フォーチュン100」の大企業のうち49社、トップ20行の銀行のうち11行、トップのグローバル企業100社のうち、40社が含まれています。

 

 

単に顧客数が増加しているだけでなく、クラウドストライクのプラットフォームを複数サブスクする企業の比率も増加しています。

 

 

 

実際、4モジュール以上を利用する企業は63%を占めています。この割合は、昨年の同時期と比較しても増加傾向にあり、さらに5モジュール以上は47%、6モジュール以上を利用する企業は24%となっています。

 

クラウドストライク(CRWD)は将来性に期待できる企業のうちの1つ

クラウドストライク(CRWD)は将来性に期待ができる企業の1つでです。

 

 

ARRや顧客数を順調に伸ばしている事に加え、獲得している顧客の質やさらなる事業拡大に向けた動きに期待ができるからです。

 

 

  1. 2021年Q4に獲得した新規獲得顧客
  2. Humio社の買収

 

順番に見ていきましょう。

 

クラウドストライクの将来性に期待できる理由①:2021年Q4に獲得した新規獲得顧客

クラウドストライクの将来性に期待できる理由の1つ目は、新規顧客の獲得です。

 

 

2021年Q4に獲得した新規顧客の中には、ファイザーやP&Gなどの超大手優良企業が含まれています。

 

 

COVID-19ワクチン研究開発のリーダー企業であるバイオ製薬会社のファイザーは、クラウドストライク(CRWD)のファルコンモジュールを7台購入してセキュリティ体制を強化しています。

 

 

また、プロクターアンドギャンブル(P&G)社会は、従来よりデジタルトランスフォーメーション計画を実行するにあたり、セキュリティの変革が必要であると認識しており、最終的にセキュリティー体制強化のパートナーにクラウドストライク(CRWD)を選択しています。

 

 

さらに、大手防衛関連企業が社内インフラとしてクラウドストライク(CRWD)のファルコンプラットフォームを採用、さらにイスラエルの大手銀行であるBank Leumi社も、2021年にファルコンプラットフォームを選択しています。

 

 

2020年時点では、5,431社だった総顧客数は9,896社にまで増えていますが、中小企業の新規顧客を増やすだけでなく、ファイザーやP&G、防衛関連企業などの大手企業も新規に獲得している点は、クラウドストライク(CRWD)の強みであり、今後も期待できるポイントの1つです。

 

クラウドストライクの将来性に期待できる理由②:Humio社の買収

クラウドストライクの将来性に期待できる理由の2つ目は、Humio社の買収です。

 

 

クラウドストライク(CRWD)が2021年3月5日付で買収したHumio社は、高性能なクラウドログマネジメントとオブザーバビリティ技術のリーディングプロバイダー。

 

 

Humio社を買収した事で、クラウドストライク(CRWD)の顧客カバレッジが広がり、TAMの拡大が見込まれています。

 

 

具体的には、Humio社がリードしてきたクラウドログマネジメント市場だけでも、リサーチ会社のIDC推計によれば2023年には$49億ドルの市場規模になると予測されています。

 

 

また、短期的にはHumio社買収後の純新規ARRのには+約$200Mが見込まれています。

 

 

今回、2022年通年のEPS予想値が低かったのは、Humio社を買収する際のコストが一時的に発生した事が影響していますが、長期的にはプラス材料です。

 

 

クラウドストライク(CRWD)は、既存の常識や枠組みを破壊するイノベーション企業として、2025年以降のセキュリティ市場をリードする事が期待されています。

 

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クラウドストライク(CRWD)の決算後の株価推移: 2021年第4四半期/通年

クラウドストライク(CRWD)の決算後の株価推移: 2021年第4四半期/通年

クラウドストライク(CRWD)の株価推移をみてみましょう。

 

 

上記チャートは、クラウドストライク(CRWD)の前回決算発表日2020年12月2日から今回の決算発表日の2021年3月17日までの株価の推移を示しています。

 

 

3カ月間の株価上昇率は+30%以上を超え、長期的には力強く右肩上がりに上昇している事が分かります。

 

 

ただ、株価の値動きは短期的に大きく上下に動いています。

 

 

前回の好決算を受けた後、株価は年末にかけて大きく上昇。年明けはスロースタートでしたが米国株の1月アノマリー通り買い優勢が続き、一時$240近辺まで上げました。しかし、2月にかけて1月のスタート時点の株価付近まで戻しています。
2月も1月と似ていて、前半は上昇したものの、中旬以降は米国の長期金利上昇により、クラウドストライク(CRWD)をはじめ多くのハイテクグロース株は売り込まれる展開となっていました。

 

 

上昇したら上昇した分だけ下落するジェットコースターのような値動きが2か月間続いていましたが2021年Q4/通年決算発表後は、好決算を好感して素直に買われました。

 

https://twitter.com/twin_papariman/status/1372356946846568450?s=20

 

 

ただ、その後は米国の長期金利が再び上昇し始めた事もあり、株価は$200を割れて推移している状況が続いています。金利が安定するまではクラウドストライク(CWRD)の株価の上値は重そうな展開となっています。

 

 

しかし、決算は良かった事、新規顧客数を着実に増やしている事、買収による事業のカバレッジが拡大した事などを考えると、株価が下がればタイミングをみて上手く買い増していきたいところです。

 

 

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クラウドストライク(CRWD) 2021年Q4/通年決算~大型顧客獲得と買収を発表!!~:まとめ

クラウドストライク(CRWD) の2021年Q4/通年決算と決算後の株価推移について解説してきました。

 

 

簡単に振り返っていきましょう。

 

 

クラウドストライク(CRWD)の決算は2021年Q4決算はEPS・売上高のいずれもコンセンサス予想を上回る好決算となっています。

 

 

2020年第4四半期/通年における年間リピート売上高(ARR)は$1,05Bを記録、+77%のARR成長率となっており、そのうち2021年第4四半期に新規追加されたARRは$142.7Mでした。新規獲得したサブスクリプション顧客は1,480社で、総顧客数は9,896社となり、顧客数の伸び率+82%と、ARR成長率はほぼ同じ水準で伸びています。

 

 

 

また、ファイザーやP&Gなどの超大手企業によるファルコンプラットフォームの採用やHumio社買収によるクラウドログマネジメント事業へのリーチ拡大に伴うTAM拡大などポジティブなニュースが多く、クラウドストライク(CRWD)の将来性への期待感は増々高まってきています。

 

 

 

2022年通年のガイダンスはEPSが未達だった点が気になりますが、Humio社買収による一時的な影響がコンセンサス予想に上手く含まれていなかった事が主因なので、ネガティブな印象はありません。

 

 

実際、クラウドストライク(CRWD)の株価は、決算発表直後には決算内容が好感されて、素直に買われています。

 

 

経済活動再開期待による米国の金利上昇や、FOMCにおけるFRBのゼロ金利政策や金融緩和策に関する発表前後という緊迫した地合いの中での決算発表だった為、しばらくは株価は落ち着かなそうですが、好決算である以上、タイミングを見て買い増ししていきたいですね。

CRWDの決算発表時期と重なって2021年3月に発表されたFOMCの重要メッセージについては下記に記事に纏めています。
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以上、クラウドストライク(CRWD) 2021年Q4/通年決算~大型顧客獲得と買収を発表!!~でした!!

クラウドストライク(CRWD) 2021年Q4/通年決算 ~大型顧客獲得と買収を発表~
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