メタバースETF「META」の特徴や構成銘柄について徹底解説~次世代インターネット関連銘柄をまとめて購入できます~

  • メタバース関連企業を纏めて購入できるETFってあるの?
  • メタバースETFのMETV(旧META)構成銘柄は?どんな企業が組み入れられてるの?
  • メタバースETFのMETV(旧META)は日本のSBIや楽天などの証券会社で買える?

 

そんな疑問に答えます。

 

【想定読者】 株式投資初心者・米国株投資初心者・これから株式投資を検討している人

 

 

2021年にFacebookが社名を「meta」に変更した事で、「メタバース」の認知度と注目度が急激に高まったと同時にメタバース関連の米国株銘柄や仮想通貨銘柄を探している人も増えています。

 

 

とはいえ、個別銘柄を1つ1つ探し、分析していく作業は想像以上に労力と時間がかかります。

 

 

そんな人にオススメなのが「メタバース」関連銘柄を纏めて購入できるETF「METV(旧META)(The Roundhill Ball Metaverse ETF)」です。

 

※2022年1月31日の取引開始時より、ティッカーシンボルが「META」から「METV」に変更されました。<Roundhill Invsetment社

 

 

本記事では、「メタバースETF「METV(旧META)」の特徴や構成銘柄」、メタバースETF「METV(旧META)」の株価推移や購入できる証券会社について紹介します。

 

 

早速見ていきましょう。

 

 

メタバースETF「METV(旧META)」の特徴や構成銘柄について徹底解説~次世代インターネット関連銘柄をまとめて購入できます~

メタバースETF「METV(旧META)」とは?

メタバースETF「META」とは?

<出典: Roundhill Investment.com>

メタバースETF「METV(旧META)」とは何でしょうか?

 

 

Roundhill Investmentというテーマ別・セクター別の投資に特化したETF開発運用会社が提供しているETFの1つで、「次世代インターネット」と呼び声の高い「メタバース」関連事業に携わる企業によりポートフォリオが構成されています。

 

 

メタバースETF「METV(旧META)」(ラウンドヒル・ボール・メタバースETF)は

 

  •  エヌビディア(NVDA)のようなGPU(グラフィックスプロセッシングユニット)などの半導体企業
  •  ユニティソフトウェア(U)などのゲームエンジン開発企業
  •  テンセントのような仮想プラットフォーム・プロバイダー企業
  •  ロブロックス(RBLX)、ファストリー(FSLY)などのクラウドコンピューティングサービス企業

 

など、「メタバース」に関連する約40~50銘柄から構成されています。

 

 

メタバースETF「META」の組み入れ銘柄は主に「メタバース」実現に必要な「7つの分野・テーマ」に関連事業に携わっている企業の中から選定されています。

 

 

メタバース実現に必要とされている7つの分野・テーマは以下の通りです。

 

  1.  コンピューティング
  2.  ネットワーキング
  3.  仮想プラットフォーム
  4.  業界スタンダード
  5.  ペイメント
  6.  コンテンツ・資産・アイデンティティサービス
  7.  ハードウェア

 

 

メタバースの発展には、上記テーマの1つ1つは欠かせないピースの1つですが、最終的には「メタバース」は医療・消費財・決済・娯楽など、ほぼ全ての産業において革命をもたらすと言われています。

 

 

尚、Bloombergの業界アナリストによると、世界のメタバース市場規模は2024年には$8,000億に達する可能性があるとのこと(VS 2020年の約$5,000億)で、5年間のCAGRが13.1%になると予想されています。

 

 

 

上記予測もオンラインゲームメーカー、ゲームハードウェア、ライブエンターテインメント、ソーシャルメディアの主要市場しか試算に含んでいない為、潜在ポテンシャルは計り知れないほどあるという事が分かります。

 

 

つまり、メタバースETF「META」は、将来的な市場規模が$8,000億を超える超巨大市場の形成をドライブしていき、人々の生活やインフラへ大きな影響を与える可能性のある革新的な企業群から構成されているという事です。

 

メタバースETF「METV(旧META)」を運用するRoundhill社の特徴

メタバースETF「META」を運用するRoundhill社の特徴

<出典: Roundhill Investment.com>

メタバースETF「METV(旧META)」を運用するRoundhill(ラウンドヒル)社の特徴を見ていきます。

 

 

Roundhill(ラウンドヒル)社社は2018年に創業し、ニューヨークとサンフランシスコにある本拠地を構えているインデックスやアクティブ運用の分野を主に行っている投資会社です。

 

 

Roundhill(ラウンドヒル)社は、メタバースが現在のインターネットの後継、つまり次世代インターネットとなり、仮想世界と「現実」世界をまたぐ体験を構築すると考えています。

 

 

 

実際、メタバースへの興味・関心は他のテーマと比較してもこの2年間で急上昇し、今ではバーチャルリアリティや5Gといった他のテーマを凌駕している事からも、Roundhill Investment(ラウンドヒル)社の選球眼の高さが分かります。

 

 

Roundhill(ラウンドヒル)社は、今回紹介しているメタバースETF「METV(旧META)」以外に、今後のメガトレンドを形成していきそうな分野のETFを7つ提供しています。

ETF名正式名称
NERD  ETFThe Roundhill BITKRAFT Esports & Digital Entertainment ETF
BETZ  ETFThe Roundhill Sports Betting & iGaming ETF
SUBZ  ETFThe Roundhill Streaming Services & Technology ETF
MVP ETFThe Roundhill Pro, Sports, Media & Apparel ETF
BYTE  ETFThe Roundhill IO Digital Infrastructure ETF
DEEP  ETFThe Roundhill Acquirers Deep Value ETF
MEME ETFThe Roundhill MEME ETF

 

eスポーツやプロスポーツ、スポーツベッティング、ストリーミングサービス、など今はまだ国内ではメジャーではないけれど、今後人気が出そうな分野に特化したETFを取り扱っています。

 

 

傾向としては、キャシーウッド氏率いる破壊的イノベーションに特化したARK INVESTMENT社に似ている印象です。

 

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メタバースETF「METV(旧META)」の構成銘柄や特徴は?

メタバースETF「META」の構成銘柄や特徴は?

 

メタバースETF「METV(旧META)」の構成銘柄や特徴について見ていきましょう。

 

  1. メタバースETF「METV(旧META)」の特徴
  2. メタバースETF「METV(旧META)」の構成銘柄

 

の順番で確認していきます。

 

メタバースETF「METV(旧META)」の特徴

<出典: Roundhill Investment.com>

メタバースETF「METV(旧META)」の特徴は下記の通り。

 

ティッカーMETV(旧META)
上場日2021年6月30日
取引所NYSE Arca
構成銘柄数44
経費率0.75%

 

パイチャートを見ると、主にメタバース実現に必要とされている7つの分野・テーマを中心にバランスよくポートフォリオが組まれている事が分かります。

 

メタバースETF「METV(旧META)」の構成銘柄

<出典: Roundhill Investment.com>

メタバースETF「METV(旧META)」の構成銘柄を見ていきましょう。

 

 

メタバースETF「METV(旧META)」はインターネットの未来を牽引する立場にある優良企業約40社により構成されていますが、組み入れ銘柄の比率は定期的に入れ替わっています。

 

 

2021年12月27日時点でのメタバースETF「METV(旧META)」の構成比率の高い上位20銘柄の企業をみていきましょう。

 

ティッカー企業名比率時価総額
NVDANVIDIA CORPORATION8.59%$80,062,141
FBMETA PLATFORMS INC8.09%$75,405,273
RBLXROBLOX CORP7.34%$68,454,338
MSFTMICROSOFT CORP6.65%$61,965,985
UUNITY SOFTWARE INC5.72%$53,333,183
SNAPSNAP INC4.88%$45,527,526
ADSKAUTODESK INC3.70%$34,526,529
AAPLAPPLE INC3.69%$34,402,996
TSMTAIWAN SEMICONDUCTOR MFG LTD SPONSORED ADS3.61%$33,617,100
AMZNAMAZON COM INC3.57%$33,306,122
SESEA LTD3.57%$33,310,026
QCOMQUALCOMM INC3.34%$31,165,183
6758 JPSONY GROUP CORPORA2.89%$26,945,706
AMDADVANCED MICRO DEVICES INC2.89%$26,983,825
TTWOTAKE-TWO INTERACTIVE SOFTWARE COM2.28%$21,253,798
700 HKTENCENT HLDGS LTD2.20%$20,467,362
FSLYFASTLY INC2.13%$19,898,100
005930 KSSAMSUNG ELECTRONIC1.84%$17,114,423
GOOGALPHABET INC1.69%$15,762,893

<出典:Roundhillinvestnment社 2021年12月27日時点の構成銘柄を上位順に並べ替えたもの>

 

 

サムスンやテンセントなどアジアの企業も含まれていますが、上位を占めているのはユニティソフトウェア(U)やエヌヴィディア(NVDA)、メタ(FB)、マイクロソフト(MSFT)など米国企業です。

 

 

 

メタバースETF「METV(旧META)」の構成比率は変動しますが、常に米国のグロース企業が常に上位に入っています。

 

 

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メタバースETF「METV(旧META)」のパフォーマンスは?

メタバースETF「META」のパフォーマンスは?

メタバースETF「METV(旧META)」のパフォーマンスとして、上場後の株価推移をみてみましょう。

 

 

メタバースETF「META」は2021年6月末に上場したばかりの新しいETFなので、まだ期間は短いのですが株価チャートは下記の通りです。

 

 

 

 

メタバースETF「METV(旧META)」の株価チャートを見ると、フェイスブックが「meta」への社名変更を発表した10月末頃から株価は大きく上昇している様子が分かります。

 

 

一方で、2021年11月末以降は、株価は軟調に推移しています。

 

 

これはFRBのパウエル議長が「テーパリング終了の前倒し」を示唆した事で、とりわけグロース株が叩き売られた事が影響しています。

 

 

メタバースETF「METV(旧META)」は、米国のグロース株の割合が高い為、金利(米国10年債利回り)上昇局面では株価は軟調になる可能性があります。

 

 

 

ただ、中長期的な視点で見れば「メタバース」は次なる大きなトレンドの1つで、メタバースETF「META」はそのトレンドを牽引し、破壊的イノベーションを起こせる可能性の高い優良な企業の集合体なので、長い目で見れば大きな期待ができます。

 

 

メタバースETF「METV(旧META)」が購入可能な証券会社は?

メタバースETF「META」が購入可能な証券会社は?

メタバースETF「METV(旧META)」が購入可能な証券会社はどこなのでしょうか?

 

 

残念ながら、メタバースETF「METV(旧META)」は「SBI証券」、「マネックス証券」、「楽天証券」などの日本の大手ネット証券では取り扱いがありません。

 

 

下記のようにツイートしている人もいます。

 

 

 

 

ただ、「IG証券」ではメタバースETF「METV(旧META) (Roundhill Ball Metaverse ETF)」の取り扱いがあります。

 

 

 

 

 

ついんず

IG証券って初めて聞く名前だけでど実際どうなの?

 

 

IG証券は、日本ではあまり聞いた事がないかもしれませんが、

 

  •  ロンドンに本拠地を構える世界的に有名な金融グループであるIGグループが親会社
  •  IGグループは45年以上の歴史を持ち、世界で31万人以上のユーザーがいて、ロンドン証券取引所に上場
  •  IG証券では破壊的イノベーションETFを提供しているARK INVESTMENT社のETF(ARKK/ARKF/ARKX等)の取扱いあり

 

 

といった特徴があり、世界的に有名で国内大手証券会社では取り扱っていない銘柄を豊富に取り扱っています。

 

IG証券

 

メタバースETF「METV(旧META)」もそのうちの1つ。

 

 

 

「メタバース」という次世代トレンドに先乗りする為にメタバースETF「METV(旧META)」購入したい方は、口座開設を検討してみて下さい。

 

 

3分ほどで口座開設の申し込みが完了します。

 

 

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実はメタバースETFはラウンドヒル社の「METV(旧META)」だけではありません。「MTVR」というETFもメタバースETFとして注目されています。

 

>>>メタバースETF「MTVR」の特徴や構成銘柄について徹底解説~全世界のメタバース関連銘柄をまとめ買い~

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メタバースETF「METV(旧META)」の特徴や構成銘柄について徹底解説~次世代インターネット関連銘柄をまとめて購入できます~: まとめ

メタバースETF「METV(旧META)」の特徴や構成銘柄について紹介してきました。

 

 

簡単に振り返っていきましょう。

 

 

メタバースETF「METV(旧META)」は、Roundhill Investment社が提供している「次世代インターネット」と呼び声の高い「メタバース」関連事業に携わる企業群が構成する2021年6月末の上場したばかりのテーマ型のETFの1つです。

 

 

 

メタバースETF「METV(旧META)」は「メタバース」を実現する為に欠かせない7つのテーマ・分野に関連する事業に携わる企業約40~50銘柄が組み入れられ、主に米国グロース企業がポートフォリオの上位を占めています。

 

 

 

2025年に「$8,000億を超える市場規模になる」と予測されている「メタバース」市場に将来性を感じる人にとって、メタバースETF「METV(旧META)」は魅力的な投資先の1つです。

 

 

 

メタバースETF「METV(旧META)」は残念ながらSBIやマネックス、楽天証券など日本の大手証券会社での取り扱いはありませんが、IG証券なら購入が可能です。

 

 

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メタバースへ投資する方法はETFだけでなく、他にも方法があります。詳しく知りたい人は下記の記事をどうぞ。

 

>>>メタバースに投資する方法と投資するべき3つの理由を徹底解説~メガトレンドに乗り遅れるな!~

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以上、メタバースETF「METV(旧META)」の特徴や構成銘柄について徹底解説~次世代インターネット関連銘柄をまとめて購入できます~でした!!

メタバースETF「META」 の特徴や構成銘柄について徹底解説 ~次世代インターネット関連銘柄をまとめて購入できます~
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