- キャリアアップの為に、何か勉強しようと思ってるけど、何をやろうか迷っている
- 何となく英語をやった方が良いと思っているけど、本当に英語やる意味あるのかな?
- 今さら英語を始めても、みんな勉強してるから差別化にならないんじゃないか?
こんな疑問に答えます。
この記事を書いている私は社会人になってから独学で英語の勉強をし、TOEIC800点以上のスコアを得た後に、外資系企業へ転職。海外出張や会議、メールや資料作りなど、実務の中である程度、英語を用いて仕事をしています。
2度の転職をする過程で、英語というスキルセットを努力して身に着けた甲斐もあり、国内の労働人口の上位10%以内に入る年収を得る事ができています。
なぜ英語に注力したのか、理由は明確です。
それは英語力を高めれば、年収をあげられる、自分の努力とTOEICスコアに比例して年収と高められる事に気付いたからです。
現在、3社目なのですが、3社ともに共通しているのは、「英語ができるようになりたい」、「英語ができるようになってキャリアチェンジをしたい」と言っている人が多く、英語スキルの需要が高いという事実です。
特に営業系の人に多いですね。
サラリーマン市場の中でも、価値の高いスキルの1つとして認知されている証拠ですね。
この記事を読む事で、キャリアアップする為にやるべき事の最有力は英語であり、また、具体的に何をやれば良いかが分かるようになります。
サラリーマンのキャリアアップ戦略。最大の武器は英語である理由。
なぜ、英語なのでしょうか?
これは、私の経験からも間違いないと言えます。
英語の市場価値はまだまだ高い。
本当に市場価値は高いのでしょうか?
国内でTOEICを運営するIIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)が実施した調査によると、採用する企業が最も重視するビジネスパーソンのスキルとして、「英語」を挙げています。
<出典>英語活用実態調査 企業・団体ビジネスパーソン2019
ポイントは、人材を採用する立場の企業が求めるスキルで、最も重要視しているのが「英語」という事です。
社会人として、実績を上げていく為にはコミュニケーションスキルや、問題解決力、行動力等の多くの要素が求められますが、それらの何よりも重要な知識/スキルとして英語が挙げられている事実は認識しておきたいところです。
やはり、どの産業において、国内市場が飽和状態にあるので、ビジネスの軸足を世界におく必要がある背景が垣間見えます。
一方で、
実際のビジネスパーソンの現在の英語スキルレベルですが、50%ぐらいはまだ実務で英語を使いこなせるレベルにはないようです。
<出典>英語活用実態調査 企業・団体ビジネスパーソン2019
つまり、
英語ができる事は、サラリーマン市場ではまだまだ価値の高いスキル、差別化の武器になるという事が分かります。
さらに、日頃から英語を用いて、「実務をやっています」と言う事ができると鬼に金棒ですね。
TOEICを受けている人の方が、年収が高い傾向にある
TOEICスコアをあげる為に勉強する事の重要性は何となく理解できたけど、実際に「TOEICスコアが高い人=年収は高い」という傾向にあるのでしょうか?
少し古い情報ですが、大手転職エージェントサービス会社のdodaが2013年に発表したデータがあります。約10万人を対象に行った調査によると、TOEICスコアが高い人程、年収が高い傾向にある結果が出ています。
<※出所:doda:スコアが高いほど、年収は高い?!TOEIC®テスト スコア別平均年収に双子パパリーマンが一部、追記したもの>
また、「TOEICスコアがない人」と、「TOEICスコアがある人」の年収差を見て下さい。
オレンジの部分が年収差で、TOEIC700点台と比べると約100万円の違いがあります。
月ベースにすると、毎月9万円の差が出てくる事になります。
TOEICのスコアアップに時間と労力をかける事は、年収アップにもつながる意味のある投資だと思えます。
英語は、キャリアアップの為の最強の武器【実体験】
上述のデータからも私の実体験からも英語はキャリアアップの為の最強の武器だと言えます。
新卒入社の際は、職種別採用で、海外事業部に配属
新卒で入社した会社では、職種別採用で海外関連の仕事を行う海外事業部に配属となりました。
スコアとしては、特別に高いわけではないのですが、当時の年齢でTOEIC600点というスコアは一定の評価を得られたようです。あとは、自己PRのやり方を工夫しただけです。
あまり詳しくは覚えていないのですが、
というような感じで、面接等で話した記憶があります。
余談になりますが、入社当時、簡単な挨拶程度はできましたが、実務で、しかもビジネスの中で英語を使う事は初めての経験でした。メール1本の返信も一苦労するようなレベルだったのは、本当は秘密にしておきたいお話です。
英語をやっていたから、転職の際には年収アップを実現
1社目では、実務をこなす為に、毎日、ビジネス英語と向き合う週間をつけました。
具体的には、ビジネス英語に関連する書籍を2~3冊購入し、メールの例文や英単語のインプットを行っていました。
人間、継続すれば少しずつですが、ある程度できるようになっていきます。
実務に慣れていく一方で、当時の会社は年収が低く、どうやったら年収をアップできるかを常に考えていました。
その手段として、当初は簿記や中小企業診断士等、比較的ビジネスの世界で汎用性の高い資格の取得を目指したりもしていましたが、これらの資格を取得しても年収は1円も上がらない事に途中で気付き、やめました。
そこで、目をつけたのが、英語のスキルアップです。
当時、企業によってはTOEICのスコアによって、例えば5,000円/月の手当てが出たり、TOEIC650点以上のスコアがないと昇進できないケースがある事がニュースで知りました。
英語、特にTOEICスコアの高さに市場価値の高さを感じた私は、1社目の在籍期間中に、英単語・熟語、文法等TOEICのスコアをあげる為の勉強に時間を費やました。
最終的にはスコアを800点以上に伸ばし、その結果、転職という新たな選択肢が増え、外資系企業への新しいキャリアの道を開く事ができました。
TOEICに集中した理由は明確です。
サラリーマン市場では、「TOEICスコアの高い人」が、社内の昇進・出世、年収アップや転職に有利である事が分かったからです。
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サラリーマン市場で「英語ができる人」の基準はTOEICスコア
「TOEICスコア」が、英語力を推し量る指標のゴールドスタンダードになっているのは、皆さんもご存知だと思います。
実際に、私が新卒で海外事業部に配属された事や転職の際に年収アップできた事実からも、一定の説得力があると思います。
ある意味これは、
TOEICで一定のスコアが取れないと、「キャリアアップやキャリアの幅を広げられないよ」というシンプルなメッセージなのではないでしょうか。
裏を返せば、TOEICのスコアがある程度取れていれば、簡単に認められるという事です。
まだ、英語で実務を行った事がない人は、不安かもしれません。
ただ、一定のTOEICスコアを取れる人であれば、実務は慣れてきますので、大丈夫です。
ちなみに私は、ペラペラ話せないですし、映画も字幕がないと完全に理解できませ。
ただ、TOEICだけは頑張りました!
「TOEIC」というこんなにも分かりやすい、需要と供給を明確につなぐツールはなかなかないのではないでしょうか。
「TOEICスコアを高める事」は「英語ができる人」という評価を得る為の一番の近道です。
おわりに:さあ、英語をやろう。TOEICスコアをあげよう。
英語は市場価値が高いスキルの1つで、ある程度できるようになると、間違いなく、キャリアの幅が広がり、年収アップを実現する事が可能です。
特にサラリーマン市場では、「TOEICスコアの高い人」が高い評価を得る事ができるので、TOEICスコアを伸ばす為に英語を勉強する事がオススメです。
市場や企業で評価される為の背景を知り、そのルールを上手く攻略する事で、
今の会社で、もしくは 転職先で、キャリアの幅を大きく変えられる可能性がありますね。
以上、【実体験あり】 サラリーマンのキャリアアップ戦略。最大の武器は英語である理由。
でした!