- サラリーマンが副業で個人事業主として開業届を出したい
- 開業届の書き方を知りたい
- 開業届の提出先や期限を知りたい
- 青色申告承認申請書も同時に出したいな
そんな疑問に答えます。
サラリーマンは本当に副業ブログで稼げるの? サラリーマンが副業ブログを始めるにはどうしたら良い? サラリーマンが副業ブログで稼ぐコツは? そんな疑問に答えます。 &nb[…]
サラリーマンをやりながらブログ副業を既に始めている人、これからブログ副業を始めようと思っている人は「開業」すべきです。
売上がある人はもちろん、今は1円も売上がない人でも開業するメリットがあるということ。
恩恵を受けるには「開業届」と「青色申告承認申請書」を出して、複式簿記(ツールを使うだけ)による記帳をするだけなので、やらない理由が見当たりません。
しかも、最初の入り口になる「開業届」と「青色申告承認申請書」作成は、10分もあれば誰でもでき、拍子抜けするほど簡単です。
という事で、本記事では、一見、一般人には手に届かないほど難しそうに見える「開業」が、「どれだけ簡単か」をお伝えしていきます。
早速見ていきましょう。
サラリーマンが副業で「開業届」と「青色申告承認申請書」を同時に出す方法
サラリーマンが副業で「開業届」と「青色申告承認申請書」を同時に出す方法は、開業freeeを利用すること。
開業freeeを使わなくても、開業届の作成・提出はできますが、国税庁HPへアクセスし、以下のような作業が必要です。
- 該当書類を検索し、
- 該当書類をダウンロードし、
- 手書きで必要な情報を漏れなく記入した上で提出する
という感じで、私も最初に国税庁HPにアクセスして、開業届を作成しようとしてみたのですが、
- そもそも記入/提出する書類はこれで良いの?
- 記入する箇所はどこ?ここは記載しなくて良いのかな?
- 青色申告承認申請書は別で記入しないといけないの?
- 記入漏れとかあったら、受理されないかもしれないな・・・・
という不安でいっぱいになり、やる気がなくなり、めんどくさくなりました。
開業freeeを利用すると、
- 質問に答えるだけで簡単に書類を作成できる
- 初めてでも記入漏れを防げる
- 書類作成時間を圧倒的に短縮できる
- 青色申告承認申請書も自動的に作成できる
- 開業届freeeは完全無料で使える
といった感じで、サラリーマンが副業で開業するなら、冗談抜きで使わない理由が見つかりません。
確実かつスムーズに開業手続きをしたい人は迷わず開業freeeを使う事をオススメします。
という事で、開業freeeを利用して、開業届を提出していく為の具体的な手順を見ていきましょう。
サラリーマンが副業ブログで開業届を出す手順
サラリーマンが副業ブログで開業届を出す手順は以下の3ステップです。
- 開業freeeにアカウント登録する
- 開業freeeで開業手続きの準備をする
- 開業freeeで作成した書類を提出する
順番に見ていきましょう。
サラリーマンが副業ブログで開業届を出す手順①: 開業freeeにアカウント登録する
サラリーマンが副業ブログで開業届を出す手順1は「開業freeeにアカウント登録する」です。
まず、開業freee公式にアクセスし、アカウント登録を行います。
続いて、以下の手順で作業を進めます。
- フリーのメールアドレスとパスワードを入力し、アカウントを登録する
- 続いて、登録したアカウントにログインする
- 「新しい事業所で開業」をクリック
あとは、開業freeeのガイダンスに従って作業をしていけばあっという間に開業届は出来上がってしまいますw。
が、予めこの後「どんな作業が発生するのか」を確認したい人は以降の内容を参考にしてみてください。
サラリーマンが副業ブログで開業届を出す手順②: 開業freeeで開業手続きの準備をする
サラリーマンが副業ブログで開業届を出す手順2は「開業freeeで開業手続きの準備をする」です。
具体的には、以下の項目を入力していきます。
- 申請者情報
- 仕事をする場所
- 仕事の種類と概要
- 事業の屋号と開始日
- 収入の種類
- 従業員や家族への給料の支払い有無
- 確定申告の種類
申請者情報
- 名前
- 住所
- 電話番号
- 生年月日
氏名や住所などを入力していくだけです。
仕事をする場所
仕事をする場所をプルダウンで選択していきます。
- 自宅で働く
- お店を開いて働く
- 事務所を開いて働く
- その他/決まっていない
仕事の種類と概要
仕事の種類は以下の中からプルダウンで選択していきます。
- 飲食業
- 宿泊業
- 小売・卸売
- 製造
- 美容・理容
- 医療・福祉
- 教育・学習支援
- 士業
- コンサルティング
- フリーランス
- 不動産
- ・・・・・
など、多くの種類がありますが、私の場合は、副業内容が「ブログ運営」なので
- 「自由入力」を選択し、
- 「広告業」
と入力しました。
事業の屋号と開始日
事業の屋号は、会社でいう「会社名」のことです。
開業届を提出する段階で、すぐに屋号が思いつかない場合は、空欄のままでも手続きを進められます。
開業届提出後の確定申告時に屋号を記載すれば問題ありません。
ただ、開業時点で、「屋号付きで事業の銀行口座を作成したい」人はこのタイミングで屋号を記入しておきましょう。
屋号の変更は後からでも可能です。屋号の変更はとくに届け出の必要はなく、確定申告の際に新しい屋号を記入するだけでOKです。<freee 開業の基礎知識>
収入の種類
収入(所得)の種類を選択肢から選びます。
- 事業所得
- 不動産所得
- 山林所得
該当する所得があれば、全てにチェックを入れていきます。
私の場合は、副業においてはブログ収入しかないので「事業所得」を選択しています。
従業員や家族への給料の支払い有無
従業員や家族に給与を支払う予定があるかどうかをプルダウンで選択します。
- 今はない
- 従業員(パート・アルバイト含む)に支払う
- 家族に支払う
- 家族と従業員(パート・アルバイト含む)に支払う
事業規模の拡大に伴い、家族や従業員を雇用する可能性も出てくるかもしれませんが「今はない」でOKです。
確定申告の種類
確定申告の種類を以下3つの選択肢から選びます。
- 青色申告 55万円控除
- 青色申告 10万円控除
- 白色申告
ブログ副業で開業するメリットは「青色申告控除」を受けられる点なので、迷わず青色申告55万円控除を選択します。
つまり、
- 開業届
- 青色申告承認申請書
の2セットが自動で作成される事になります。
青色申告の届け出は開業日から2ヶ月以内に提出する必要がありますが、開業届と同じタイミングで提出すればOKです。
サラリーマンが副業ブログで開業届を出す手順③: 開業freeeで作成した書類を提出する
サラリーマンが副業ブログで開業届を出す手順3は「開業freeeで作成した書類を提出する」です。
具体的には以下の簡単な作業をやるだけです。
- 書類の提出先を選択
- 書類の提出方法を選択
- 書類の確認
- 書類を印刷
- 書類を提出
書類の提出先を選択
既に「申請者情報」で住所などを入力している為、記載した住所に近い税務署が自動で表示されています。
管轄税務署に間違いがないか、確認をするだけでOKです。
書類の提出方法を選択
以下の選択肢から書類の提出方法を選びます。
- スマホで電子申請
- PCで電子申請
- 税務署で提出
- 郵送
電子申請をする際には、マイナンバーカードが必要になるので注意しましょう。
書類の確認
ここまでの作業で作成できた書類の種類を確認するだけです。
上記の手順通りに、作業を進めてきていれば以下の2種類(計4枚)の書類が確認できます。
- 個人事業の開業・廃業届出書(提出用&控え)
- 所得税の青色申告承認申請書(提出用&控え)
上記のような感じで、提出用書類と控え用書類に✅が入り、マイナンバーの記載箇所や押印箇所まで丁寧に教えてくれます。
書類を印刷
先程確認した書類に問題なければ印刷して、4枚全てに
- マイナンバーを記入
- ハンコを押印
- 提出日の記載
をすればOKです。
書類を提出
以下を封筒に入れて、郵送しましょう。
- 印刷した書類一式
- 返信用封筒の(切手&自分の住所記載)
- 本人確認書コピー
という事で、「開業届」と「青色申告承認申請書」の作成&提出は以上です。
晴れて開業ができたので、後は青色申告控除という最高の特権を受けるために、
- 複式簿記による記帳
- 毎年の確定申告
を行えばOKです。
「なんか難しそう」という印象を受けるかもしれませんが、これも「freee会計」という自動ソフトを使えば解決できます。
さすがにfreee会計は「有償サービス」になりますが、青色申告控除で得られる特権を考えると必要経費ですね。
30日間は無料でお試し利用できます。
サラリーマンが副業で「開業届」と「青色申告承認申請書」を同時に出す方法【簡単すぎ】:まとめ
サラリーマンが副業で「開業届」と「青色申告承認申請書」を同時に出す方法【簡単すぎ】というタイトルで紹介してきました。
簡単に振り返っていきましょう。
サラリーマンが副業で「開業届」を出すなら、「青色申告承認申請書」も自動作成してくれる「開業freee」の利用がおススメです。
- 質問に答えるだけで簡単に書類を作成できる
- 初めてでも記入漏れを防げる
- 書類作成時間を圧倒的に短縮できる
- 青色申告承認申請書も自動的に作成できる
- 開業届freeeは完全無料で使える
というメリットがあるから。
そして、開業freeeを利用してサラリーマンが副業で開業届を出す手順は以下の3ステップです。
- 開業freeeにアカウント登録する
- 開業freeeで開業手続きの準備をする
- 開業freeeで作成した書類を提出する
あとは、会計ソフトfreeeを利用して、複式簿記の記帳と毎年の確定申告に対応すれば、青色申告控除という特権を得られる事ができるようになります。
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以上、サラリーマンが副業ブログで「開業届」と「青色申告承認申請書」を同時に出す方法【簡単すぎ】でした!!