【時間単価?】会社員必見の時間の使い方と行動を大きく変える重要指標について解説

  • 2021年5月1日
  • 2022年5月14日
  • LIFE
  • 時間単価とは?そもそも何?
  • 時間単価の計算はどうやるの?
  • 時間単価を上げる方法は?

 

そんな疑問に答えます。

 

 

筆者は本業はサラリーマンで、隙間時間にブログ運営をやったり、米国株投資や仮想通貨投資をやっています。

 

 

サラリーマンであれば、年収を気にする人が多いですよね。

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年収アップの重要性は否定しませんが、実は「年収」よりも「時間単価を上げる」事の方がはるかに重要です。

 

 

ついんず
最近、「時間単価」という言葉を聞く事が増えてきませんか?

 

 

本記事では、「時間単価とは何か?」、「時間単価を上げる方法」について記事に纏めています。

 

 

本記事を読む事で、「時間単価とは何か?」が分かり、有効な時間の使い方を意識する事ができるようになり、生活の質を向上する事ができます。

 

【時間単価?】会社員必見の時間の使い方と行動を大きく変える重要指標について解説

時間単価とは? : 豊かな人は取り入れている重要な考え方の1つ

時間単価とは? : 豊かな人は取り入れている重要な考え方の1つ

時間単価とは、何なのでしょうか?

 

 

時間単価とは、文字から想像できる通り、「自分の時給」の事です。

 

 

当たり前ですが、時間単価と収入は比例し、自分の時給が高ければ高いほど高収入となります。

 

 

時間単価というのは、自分自身の価値を測る1つの尺度・考え方であり、重要なのは「自分の時間はタダではない」という事実です。

 

 

どういう事なのか、実際に時間単価を計算して詳しく見ていきましょう。

 

時間単価の計算方法:特にサラリーマンは必見

時間単価の計算方法:特にサラリーマンは必見

時間単価の計算方法は、押さえておきたいところです。

 

 

理由は、時間単価の考え方を取り入れると行動への意識が変わるからです。何も考えずに過ごしてきた日常生活の中で、時間単価を意識すると、これまでと異なる行動を選択する事が増えてきます。

 

 

そんな時間単価の計算方法は、以下の通り。

 

 

毎月支払われる給与(+ボーナスを月に按分) ÷ 月平均労働時間(残業時間・通勤時間含む)

 

 

例えば、30代サラリーマンAさんの給与と労働時間が下記のような場合の時間単価を計算してみましょう。

 

  • 月収:30万円
  • 年間ボーナス:60万円
  • 1日の労働時間:8時間(=1か月160時間)
  • 残業:月20時間 (5万円)
  • 通勤時間:往復2時間/日(20日間で40時間)

※残業代5万円は、通常の労働時間よりも多く支払われる為、法定割増率として125%でざっくり計算しています。

 

 

ここで重要なのは「計算式が正しい、正しくない」という議論ではなく、ざっくりと時間単価(自分の時給)を知る事です。

 

 

という事で、サラリーマンAさんの時間単価を計算すると下記の通りになります。

 

 

①40万円 ÷ ②220時間 = 1,818円
  1. 40万円(月収30万円+残業代5万円+ボーナス按分 5万円)
  2. 220時間(労働時間160+残業時間20+通勤時間40)

 

サラリーマンAさんの時間単価は1,818円という事になり、Aさんは1時間あたり1,818円の価値がある人という考え方になります。

 

 

アルバイトの時給が800~1200円ぐらいと考えると、Aさんの時給単価は高いですね。

 

 

重要なのは、自分が使っている1時間は「タダではない」という事実です。Aさんの場合は、1時間1,818円という価値があるという事です。

 

 

時間単価が分かると、どういうメリットがあるのでしょうか?

 

時間単価を意識すると、時間の使い方を考える➡行動が変わる

有効な時間の使い方を考え、行動が変わる

時間単価を意識すると、有効な時間の使い方を考え、行動が変わります。

 

 

ついんず
これが、一番のメリットであり、最大の効果です。

 

 

自分の時間にお金がかかっている事が分かると、必然的に

 

  • 時間を効率的に使うようになったり
  • お金の使い方も変わったり

 

具体的な行動が変わります。

 

 

例えば、下記のケースについて具体的に見ていきましょう。

 

  1. 家電
  2. 通勤時間
  3. 残業

 

時間単価と家電

最近は、ドラム式洗濯洗濯乾燥機やお掃除ロボット(ルンバ)、ホットクックなど、時短家電が流行っています。

 

 

ドラム式洗濯乾燥機は約20万円、お掃除ロボットは7万~12万円ぐらいかかるので決して安くはありません。「高い」という理由で購入を躊躇する人も少なくありませんが、自分の時間単価と時短家電の値段を天秤にかけると、割の合う投資だと気づけます。

 

 

例えばドラム式乾燥機を購入すると、洗濯物を突っ込んでボタンを押すだけで乾燥まで終わります。

 

 

そうすると、これまでは人の手を使って「何回かに分けて洗濯して、干して、乾かす」という一連の手間が省けます。

 

 

洗濯は毎日行う作業なので、この一連の手間の積み重ねた場合、1年間だけでもかなりの時間を洗濯に費やす事になります。

 

 

洗濯に費やす総時間を自分の時間単価にかけた時、20万円を超えるのであればドラム式洗濯乾燥機は買いですし、購入費用は1年以内に回収できます。

 

 

1年以内に壊れた場合は、損する可能性も否定できませんが、通常7年ぐらいは使えます。

 

 

めんどくさい作業や肉体的疲労も軽減でき、何よりも時間の節約により他の時間単価を上げるための作業を捻出できるようになります。

 

時間単価と通勤時間

先ほどのサラリーマンAさんの事例では、時間単価が1,818円で、通勤時間が往復2時間でした。

 

 

なので、Aさんは1回の通勤で3,636円(1,818円×2時間)かかっている計算になり、在宅ワークができず1か月(20日)フル出勤するとなると、72,720円になります。

 

 

「都内から少し離れた方が家賃が安い」という理由で、郊外に物件を探している人も多いですが、1か月で72,000円近い通勤費がかかる事を考えると、「家賃が今よりも5万円高くなっても、会社近くに引っ越した方が良い」という選択肢も検討できるようになります。

 

時間単価と残業

時間単価が分かると、残業への意識も変わります。

 

 

残業といっても、「業務量が多く、仕事が終わらずにやむを得ず残業している人」、「残業代を稼ぐ為にあえて残業している人」など、残業する理由は様々です。

 

 

ただ、共通しているのは、「残業は、自分の貴重な時間を切り売りしているだけで、目先の収入を得るための手段にすぎない」という事です。

 

 

サラリーマンAさんの例でいうと、20時間の残業をやめた場合、毎月5万円の残業代はでなくなります。これは事実ですが、「残業をしても時間単価はあがらない」というのも事実です。

 

 

しかも、通常は36協定により残業時間の上限が定められていますし、働き方改革が叫ばれている中で、ますます労働者の残業に対する管理も厳しくなっていきます。

 

 

自分が残業をしたくても、残業ができない状況になりつつあるので、残業に依存した考え方は長くは続かない可能性が高いです。

 

 

では、どうやって時間単価を上げるのが良いのでしょうか?

 

時間単価を上げる具体的な方法

時間単価を上げる具体的な方法

時間単価を上げる方法を具体的にみていきましょう。

 

 

先に結論から伝えると、下記の通りです。

 

  1. スキルアップ
  2. 転職
  3. ブログ
  4. 株式投資

 

1つずつ見ていきましょう。

 

時間単価を上げる方法①:スキルアップ

時間単価を上げる方法1つ目は、スキルアップです。

 

 

サラリーマンとして労働市場での価値を上げる、強いては自分の時間単価を上げる事に繋がれば、スキルアップの種類やジャンルは問いません。

 

 

私の場合のスキルアップは、英語でした。

 

 

労働市場で「英語ができる人」と認知してもらう為の指標、共通言語がTOEICです。

 

 

なので、TOEICスコアを一定水準まで引き上げる努力をした事で、就職活動でも武器になりましたし、新卒入社のタイミングで海外事業部への配属を実現できました。

 

 

 

もちろん、TOEICスコアが一定水準あるからといって、新卒入社した他の社員よりも給与が高かったり、社内で給与があがるスピードが速くなるわけではありません。

 

 

 

ただ、新卒市場というマーケットの中では、英語は価値のあるスキルの1つでしたし、英語を生かした仕事に従事していた事は、転職や年収アップにつながっていき、時間単価の向上に繋がります。

 

時間単価を上げる方法②:転職

時間単価を上げる方法2つ目は、転職です。

 

 

転職もスキルアップ同様、時間単価を上げる事に繋がります。

 

 

私の場合、2回転職を経験していますが、2回とも年収アップを実現しています。

 

 

1回目の転職では、スキルアップにより英語力を底上げし、英語を生かした仕事を経験した事が評価された事で年収アップを実現しています。ただ、2社目では年収が増えたものの労働時間も増えてしまいました。

 

 

自分の仕事を効率化する努力もしましたが、限界があったので、2回目の転職では月収を落とさず、労働時間を減らす」事を目的に転職しています。

 

 

振り返ると、この「月収を落とさず、労働時間を減らす」事が、時間単価を上げることになります。

 

 

実際、3社目では「2社目と月収は変わらず、残業時間も10時間以内、在宅ワークOK」という環境に変わったので、時間単価を大きく上げる事に成功しました。

 

 

スキルアップと転職は、サラリーマンとしての時間単価を上げる為の有効な手段です。

 

 

むしろ、転職しないリスクを知っておくと考え方が変わります。

 

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時間単価を上げる方法③:ブログ

時間単価を上げる方法3つ目は、ブログ開設です。

 

 

残念ながら、スキルアップと転職によって、サラリーマンとしての時間単価を上げる技は何回も使えません。

 

 

 

同じ会社にとどまっている場合、昇給や昇格でしか給与を上げる事ができないので、時間単価を上げるのが難しくなってきます。

 

 

しかも、社内での昇給や昇格は自分の努力や裁量では決められません。

 

 

こうした現実に気づいた人は、サラリーマンとして時間単価を上げる事に限界を感じ、ブログなどの副業に取り組むケースが多いです。

 

 

ブログ自体は、非IT系の完全初心者でも1時間程度あれば簡単に立ち上げる事ができ、継続するだけで稼げるようになります。

 

 

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ただ、ブログは想像以上に労力と時間がかかります。最初のうちは自分が書いたブログ記事へのアクセスなんて全くありません。収益が発生するまでも通常、半年~1年はかかります。

 

 

なので、最初のうちは時間単価は10円にも満たないのですが、売上が発生してくれば時間単価は右肩上がりに上がってくるので、一定年収に到達したサラリーマン収入をさらに引き上げていくよりは、ブログの方が可能性は高い方法の1つです。

 

時間単価を上げる方法④:株式投資

時間単価を上げる方法4つ目は株式投資です。

 

 

株式投資は、「お金に働いてもらう事」を意味します。自身の労働時間を増やさずに収入を増やせるのでので、適切に投資ができれば時間単価は上がる一方です。

 

 

また、株式投資については「時間単価を上げる手段だから重要」という理由もありますが、別の理由からもやっておいた方が良いです。

 

 

なぜなら、サラリーマン収入だけでは、人生100年時代を豊かに暮らしていくのは厳しい事が明確になっているからです。

 

 

その証拠に、国が若いうちからの資産形成について強く推奨しています。

 

 

詳しくは下記の記事に纏めています。

 

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【時間単価?】会社員必見の時間の使い方と行動を大きく変える重要指標について解説:まとめ

時間単価とは何か、時間単価の計算方法や時間単価を上げる方法について、みてきました。

 

 

簡単に振り返っていきましょう。

 

 

時間単価とは、「自分の時給」の事で、時間単価が高ければ高いほど高収入となり、豊かな人は取り入れている考え方です。

 

 

時間単価は、時間の使い方やモノを購入する際にブレない基準になります。なぜなら、自分自身の価値を測ってくれる1つの尺度であり、「自分の時間はタダではない」からです。

 

 

時間単価を意識すると、有効な時間の使い方を考え、行動が変わります。

 

 

サラリーマンの場合、時間単価を上げる方法としては4つがオススメです。

 

 

  1. スキルアップ
  2. 転職
  3. ブログ
  4. 株式投資

 

 

ただ、社内での昇給や昇格は自分の努力や裁量では決められないので、スキルアップや転職による時間単価の向上には限界があります。

 

 

サラリーマンとして時間単価を上げる事に限界を感じた場合は、ブログや株式投資がファーストチョイスになりそうです。

 

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以上、【時間単価?】会社員必見の時間の使い方と行動を大きく変える重要指標について解説でした!!

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