- SUI専用ウォレットのSui Walletって何？
- どうやって作るの？
そんな疑問に答えます。
Sui WalletはSUIのプロジェクトを担うアメリカの企業Mystan Labsが開発する専用のウォレット。
ブラウザ拡張機能とモバイルウォレット（iOS・とAndroid）の両方で利用可能で、Sui Walletがあるだけで、DeFiを始めとしたSui関連の多様なエコシステムへのアクセスが可能になります。
しかも、直感的に操作でき、普段、スマホやパソコンしか触ったことがなく、仮想通貨ウォレットって難しいんじゃないの？と思っている人でも簡単に作成できるシンプルさを兼ね備えています。
SUI関連のWalletは、本記事で紹介しているSUI WalletとSurf Walletがあればほとんどカバーできますよ
本記事を読む事で、
- SUI専用ウォレットSuiWalletの特徴
- Sui walletの作り方
- Sui walletの主な使い方
が分かり、本記事を見ながら手を動かして頂ければSui Walletが作成できます。
ということで、早速、見ていきましょう。
仮想通貨ウォレットとは？
まず、最初に仮想通貨ウォレットについて簡単に見ていきましょう。
アプリやブラウザ上のデジタルな財布を使って、具体的には
- トークンの管理
- トークンの送金/着金
- DeFi(分散型金融システム)の利用
- エアードロップの受け取り
- NFTの購入や管理
などが可能になります。
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ただ、メタマスクは作成が少し複雑なのと、パスワード管理が面倒な点もあり、ハードルが高いのが難点です。
数年前まではメタマスクがメジャーでしたが、最近は多くの直感的に使いやすくユーザフレンドリーなウォレットが増えてきていて、仮想通貨ウォレットに対する心理的なハードルが下がってきているのが現状です。
SUI専用ウォレットのSui Walletの特徴
SUI専用ウォレットのSurf Walletの特徴を簡単に見ていきましょう。
主に3つの特徴があります。
- zkLoginを採用
- ブラウザとアプリで共通利用可能
- 安全性が高い
- 全て自分で管理できる
順番に見ていきましょう。
SUI専用ウォレットのSui Walletの特徴①： zkLoginを採用
SUI専用ウォレットのSui Walletの特徴①つ目は、「zkLoginを採用」です。
と思いますよね・・・
これまではWeb3という新しいテクノロジーを使いこなすにはある程度の知識と経験が必要だったのですが、そのような知識や経験がない初心者でも新しいWeb3領域にアクセスできるような設計になっているということです。
実際、Googleのアカウント情報があれば、Sui Walletにアクセスし、利用可能です。
＜出典：Sui Wallet＞
いつも使っているGoogleアカウントがあれば、Sui Walletが作成でき、利用可能です。
普段使っているアカウント利用に戸惑う人は、Sui Wallet用に新規にGoogleアカウントを作成すればOKです
SUI専用ウォレットのSui Walletの特徴②： ブラウザとアプリで共通利用可能
SUI専用ウォレットのSui Walletの特徴②つ目は「ブラウザとアプリで共通利用可能」です。
PCとスマホの両方から同じ情報にアクセス、管理、利用ができるということですね
ブラウザにSui Walletの拡張機能を追加するだけで、ウェブブラウザからSuiエコシステムにシームレスにアクセスが可能になりますし、モバイルウォレットでは、スマホさえあれば、いつでもどこでもSuiのデジタル資産にアクセスでき可能です。
Sui Walletは、ブラウザ拡張機能、スマホアプリのどちらを使っても、Suiネットワークへの包括的なゲートウェイになっています。
SUI専用ウォレットのSui Walletの特徴③： 安全性が高い
SUI専用ウォレットのSui Walletの特徴③つ目は「安全性が高い」です。
簡単にアクセスできるようになると、便利な反面、
と安全面が気になりますよね。
なので、Sui Walletを開発しているMysten Labは、当然、セキュリティ面を重要視して開発しています。
実際、開発元のMysten LabはGoogle Cloudと提携し、Sui上のさまざまなWeb3およびAI搭載アプリケーションのセキュリティ、スケーラビリティ、開発者ツール、ユーザーエクスペリエンスを強化していきます。
📣 Announcing a new collaboration with @SuiNetwork, a Layer 1 blockchain and smart contract platform, via @Mysten_Labs.
Learn how we’ll enhance security, scalability, developer tools and more across Web3 and AI-powered applications on the Sui Network ↓ https://t.co/6UQk5r1pxh
— Google Cloud (@googlecloud) April 30, 2024
この提携発表時に、Mysten LabのCEO兼共同創業者であるエヴァン・チェン（Evan Cheng）氏は以下のようにコメントしています。
「グーグルクラウドとのコラボレーションは、安全でスケーラブルな、ユーザー中心のWeb3エクスペリエンスの開発を推進するのに役立ちます。またグーグルクラウドのインフラと最先端のAI機能は、『Sui』のユニークな技術的強みを補完し、あらゆるタイプの開発者が『Sui』上で次世代の分散型アプリケーションを開発できるようにします」
初心者でも使いやすいユーザーフレンドリーかつ安全安心な設計で、デジタル資産管理のニーズを満たすような開発・改善を行っているので、安心して利用できますね。
SUI専用ウォレットのSui Walletの特徴④： 全て自分で管理できる
SUI専用ウォレットのSui Walletの特徴④つ目は「全て自分で管理できる」です。
Sui WalletはNon-Custodial(非保管型)のウォレットなので、資金の管理や所有権は全てユーザーに帰属します。
どこかの取引所や組織に管理されるのではなく、普段使っている財布のように、自分自身でコントロールできるのが魅力です。
Sui Walletの作り方～ブラウザ編～
Sui Walletの特徴を把握したところで、作り方を見ていきましょう。
といっても、説明するほどでもないレベルで簡単です。
- ブラウザに拡張機能を追加する
- Googleアカウントでログインする
作成方法を画像付きで見ていきましょう。
Sui Walletの作り方～ブラウザ編～①： ブラウザに拡張機能を追加する
Sui Walletの作り方～ブラウザ編～①は「ブラウザに拡張機能を追加する」です。
ブラウザはGoogle Chromでも何でも良いのです。
私は数年以上Braveブラウザを利用しているので、Braveブラウザに追加をする手順を紹介します。
Braveブラウザは、主に以下のような特徴を持っており、控えめに言って、使わない理由はないので、簡単に紹介させてもらいますね。
- Googleよりも早い（高速表示される）
- Youtube動画視聴時に広告が表示されない（広告やトラッカーをブロック）
- 利用するだけで仮想通貨を稼げる(BAT)
- 検索の痕跡が残らない
- ブラウザ移管が簡単
Braveについて、もう少し詳しく知りたい人は、以下の記事をどうぞ。
>>>Braveの評判と口コミは？～Web3.0ブラウザと呼ばれるBraveの特徴も徹底解説～
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>>>Braveブラウザで稼ぐ手順を画像付きで分かりやすく解説～無料で使えるWeb3.0ブラウザ決定版～
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少し、脱線してしまいましたが、BraveブラウザへSui Wallet拡張機能を追加する手順は以下の通りです。
まず、Chromewebストアにアクセスします。
- Braveに追加をクリック
- 拡張機能を追加をクリック
これでインストールは完了ですｗ
Sui Walletの作り方～ブラウザ編～②： Googleアカウントでログインする
Sui Walletの作り方～ブラウザ編～②は「Googleアカウントでログインする」です。
以下の画像の通り進めればOKです
以上ですｗ
続いて、アプリでの作り方を見ていきましょう。
Sui Walletが凄いのは、ブラウザとアプリの両方から同じ情報にアクセスできるところで、これがめちゃくちゃ便利なので、ブラウザとアプリの両方を作成しておきましょう。
Sui Walletの作り方～アプリ編～
次にSui Walletのアプリでの作り方を見ていきましょう。
といっても、こちらもブラウザ同様、説明するほどでもないレベルで簡単です。
- Sui walletアプリをインストールする
- Googleアカウントでログインする
3分以内に完了します。
作成方法を画像付きで見ていきましょう。
Sui Walletの作り方(アプリ編）①： Sui walletアプリをインストールする
Sui Walletの作り方(アプリ編）①は「Sui walletアプリをインストールする」です。
まずは、公式アプリを以下からインストールしてください。
Sui Walletの作り方(アプリ編）②： Googleアカウントでログインする
Sui Walletの作り方(アプリ編）②は「Googleアカウントでログインする」です。
Sui Walletアプリをインストールしたら、以下の手順に従って登録をしていきましょう。
- Googleアイコンをタップし、ログインする
- Secure Wallet画面では、Walletのアンロックと取引確認の際に、生体認証を使うをONにし、NEXTをタップ
- Face IDの使用を許可
以上で、完了です。
最後に、Sui Walletの使い方について、見ていきましょう。
Sui Walletの使い方
Sui Walletの使い方を見ていきましょう。
SuiウォレットにSUIを入れておくと、SUIの多様なエコシステムに容易にアクセスできるようになるので、実践していきましょう。
Sui Walletの主な使い方は以下の通りで、全てSui Walletブラウザ/アプリ内で作業を完結できます。
- SUIを入金する
- SUIをスワップする
- SUIをステーキングする
- SUIを送金する
- アプリを使う
具体的に見ていきましょう。
Sui Walletの使い方①： SUIを入金する
Sui Walletの使い方①つ目は「SUIを入金する」です。
Sui Walletトップ画面上部をタップすると、アドレスが表示されるので、Sui Walletへの入金が可能になります。
- 国内取引所（OKJ）でSUIを購入
- 国内取引所（OKJ）からSui WalletにSUIを送金
をしておきましょう。
以下の手順の通り、Sui walletに表示されるブロックチェーンアドレスをコピーして、国内取引所(OKJ)の送金用アドレスに貼り付けます。
これで、国内取引所(OKJ)からSui Walletへの入金は完了です。
Sui Walletの使い方②： 送金する
Sui Walletの使い方②つ目は「送金する」です。
Sui Walletトップ画面の「Send」ボタンを押すと送金が可能になります。
- Sui Wallet➡国内取引所（OKJ）
- Sui Wallet➡海外取引所（BybitやBitgetなど）
- Sui Wallet➡個人ウォレット（Surf Walletなど）
という感じで、スムーズな送金ができるようになります。
以下のように、送金したい数量と送金したいアドレスを入力（貼り付け）すればOKです。
送金先アドレスは、名前を付けて保存/登録ができるので、非常に使いやすいですね。
Sui Walletの使い方③： ステーキングする
Sui Walletの使い方③つ目は「ステーキングする」です。
Sui Walletトップ画面の「Start staking SUI」ボタンを押すとステーキングが可能になります。
具体的には、APYが桁違いのxCetusやALPHA Fiステーキングです。
>>>Alpha Fiステーキングのやり方/使い方を徹底解説～異次元の年利を得られるSUI上のDeFi～
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Sui Walletの使い方④： スワップする
Sui Walletの使い方④つ目は「スワップする」です。
Sui Walletトップ画面下部にある「Swap」アイコンを押すとSUIと他トークンとのスワップができます。
- SUI➡その他のトークン
- その他のトークン➡SUI
という感じですね。
やり方は、Choose Tokenを押して、スワップしたいトークンを選択するだけです。
- Cetus
- ALPHA TOKEN
- Turbos
- NAVX TOKEN
- Scallop
- BLUB
などのトークにスワップできます。
表示されるトークンは全てVerified(認証されたトークン）なので、いわゆるScamがないので安心ですね。
Sui Walletの使い方⑤： アプリを使う
Sui Walletの使い方⑤つ目は「アプリを使う」です。
Sui Walletトップ画面下部にある「Apps」アイコンを押すとSUIのエコシステムを利用可能になります。
具体的には、
- Cetus
- Hop
- Suilend
- Turbos
などといった、いわゆるDefiですね。
英語表記ですが、それぞれがどんなサービスを利用できるのか、アイコン横に概要が記載されている為、分かりやすいのが良いですね
個人的には、Sui Walletではなく、Surf Walletで主にSUIの最大DEXであるCetusにアクセスし、xCetusをステーキングしています。
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Surf Walletを作成したら、SUIのDEXトークンであるCetusを買ってみましょう！
以上、Sui Walletの作り方と使い方を徹底解説～仮想通貨SUIエコシステムへのゲートウェイ～でした！！