スキルが身につかない仕事を続けるリスク3つ【危険の察知が重要】~脱却する方法も具体的に紹介します~

  • 2021年9月18日
  • 2021年12月13日
  • LIFE
  • 今の職場でスキルが身につかない仕事しかしていない、どうしよう。
  • スキルが身につかない仕事から抜け出したいな

 

そんな疑問に答えます。

 

転職2回を経て、3社を見てきた筆者の経験をベースに本記事を書いています。

 

 

先に、最も重要な事をお伝えすると、スキルが身につかない仕事を継続する事は自分にとって「百害あって一利なし」です。

 

 

また、何も考えずに闇雲に行動をしてもスキルは身につかず、評価もされません。

 

 

本記事を読む事で、「スキルが身につかない仕事を継続するリスク」を理解でき、そんな環境から脱出する為の具体的な3つのステップをが分かります。

 

早速、見ていきましょう。

 

スキルが身につかない仕事を続けるリスク3つ【危険の察知が重要】~脱却する方法も具体的に紹介します~

スキルが身につかない仕事の特徴

スキルが身につかない仕事の特徴

まずは、簡単にスキルが身につかない仕事の特徴をみていきましょう。

 

  1.  考えなくてもできる単純作業
  2.  汎用性のない仕事
  3.  1人でやる仕事

 

順番に見ていきましょう。

 

スキルが身につかない仕事の特徴①: 考えなくてもできる単純作業

スキルが身につかない仕事の特徴1つ目は、「考えなくてもできる単純作業」です。

 

 

例えばデータ入力などの考えなくてもできる単純作業は、作業量を増やしてもスキルは永遠に身につきません。

 

 

AIなどの技術進歩が急速に進んでいる為、スキルが身につかないどころか、むしろ仕事を失う可能性が高いです。

 

 

企業も人件費削減を模索している為、言われた事をこなす仕事や考えなくてもできるような仕事しかやらない正社員は、派遣やアルバイト、AIに代替されていくのは既定路線です。

 

スキルが身につかない仕事の特徴②: 汎用性のない仕事

スキルが身につかない仕事の特徴2つ目は、「汎用性のない仕事」です。

 

 

特定業界や業種において常識的な仕事やスキルは、一歩違う業界に出ると、全く役に立たないケースがあります。

 

 

もし、特定の業界や業種でしか使えないニッチな仕事やスキルしか経験をしていない場合、広い目でみると「スキルが身についていない」のと同じ事になります。

 

 

その結果、今の会社や業界から抜け出したいと思った時に、選択肢が狭まります。

 

スキルが身につかない仕事の特徴③: 1人でやる仕事

スキルが身につかない仕事の特徴3つ目は、「1人でやる仕事」です。

 

 

転職して3社の経験がありますが、仕事は、複数の人と協力して進めていく事がほとんどで、個人で完結する事はありません。

 

 

1人で完結する仕事しかしていない場合、企業で働いていく上で最も重要な「チームプレー」というスキルが身につかない為、注意が必要です。

 

スキルが身につかない仕事を続けているとどうなる?リスク3つ

スキルが身につかない仕事を続けているとどうなる?リスク3つ

スキルが身につかない仕事を続けているとどうなるのでしょうか?

 

 

主なリスクは3つあります。

 

  1.  結局、「誰か」に利用されて終わる
  2.  昇進・昇給が難しくなる
  3.  いつまでも自信が持てない

 

順番に見ていきましょう。

 

スキルが身につかない仕事を続けるリスク①: 結局、「誰か」に利用されて終わる

スキルが身につかない仕事を続けるリスク1つ目は、「結局、「誰か」に利用されて終わる」です。

 

 

スキルがない人は社内での立場が弱い事が多く、雑務的な仕事を振られる事で、スキルの身につかない仕事を延々とやらされる悪循環に入ってしまう可能性があります。

 

 

これは言い換えると、常に社内の誰かに都合よく利用されているのと同じです。

 

 

新卒で入社したばかりの場合は、先輩の仕事の補佐や会議準備、議事録作成、簡単なデータ入力、飲み会のアレンジなど多くの雑用をさせられます。

 

 

若いころの雑用は、自分自身の経験の積み上げの為に積極的に受けるべきですが、中堅以上で簡単なデータ入力や雑用をやっている場合は注意が必要です。

 

スキルが身につかない仕事を続けるリスク②: 昇進・昇給が難しくなる

スキルが身につかない仕事を続けるリスク2つ目は、「昇進・昇給が難しくなる」です。

 

 

スキルが身につかない仕事をしていると、社内では評価されません。

 

 

本人が「スキルが身につかない仕事」と自覚しているような仕事は、客観的にみると「誰でもできる仕事」とみなされる可能性が高いです。

 

 

誰でもできる仕事しかやっていない人に対して、高い評価を与えるような人はいないので、昇進や昇給のペースが遅くなります。

 

 

必ずしも社内での昇進や出世が全てではありませんが、昇給ができないと固定収入が増えず、なかなか自分の生活がラクになっていかないのは事実です。

 

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スキルが身につかない仕事を続けるリスク③: いつまでも自信が持てない

スキルが身につかない仕事を続けるリスク3つ目は、「いつまでも自信が持てない」です。

 

 

誰でもできる仕事をやらされ、誰かに利用されている環境では、自信を奪われる事はあっても自信が持てる事はありません。

 

 

ただ、スキルが身につかない仕事しかできない原因は、上司や同僚・会社そのものなど職場環境のレベル感にも大きな原因があります。

 

 

でも、「そうした環境に居続けるか、違う環境にチャレンジするか」という選択や判断は自分自身で行う事ができます。

 

 

自分の職場環境をしっかりと見直してみる事も重要です。

 

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スキルが身につかない仕事を続けていると、悪循環にハマってしまうリスクがありますが、こうした悪循環から抜け出したい人は、「何をすべきか?」具体的なステップを見ていきましょう。

 

スキルが身につかない仕事から脱却する為の3つのステップ

スキルが身につかない仕事から脱却する為の3つのステップ

スキルが身につかない仕事から脱却する為の3つのステップは下記の通りです。

 

 

  1.  転職市場で必要とされるスキルを探す
  2.  スキルアップをする
  3.  転職する

 

 

ポイントは、「どんなスキルが評価され、求められていのか?」を事前にリサーチする事です。

 

 

順番に見ていきましょう。

 

スキルが身につかない仕事から脱却する為のステップ1: 転職市場で必要とされるスキルを探す

スキルが身につかない仕事から脱却する為の最初のステップは「転職市場で必要とされるスキルを探す」です。

 

 

企業組織で働く全てのサラリーマンは、サラリーマン市場では、どのようなスキルが評価されるか?を知っておくべきです。

 

 

サラリーマン市場という巨大マーケットが、各業界や業種というセグメントに分かれ、さらに各業界や業種に属しているのが個別企業という構図だからです。

 

 

サラリーマン市場の状況を直接掴む方法はありませんが、間接的に知る事はできます。それが、転職市場を知る事です。

 

 

転職する気がなくても、転職市場で必要とされるスキルを知る事はサラリーマンとして求められるスキルを知る事と同じです。

 

 

 

特に自分自身が務めている企業と同じ業界・業種で求められるスキルを見つける事が重要です。

 

 

 

転職市場を知る為には、転職市場に精通したスペシャリストの力が必要になります。

 

 

 

複数の転職エージェントに相談して、可能な限り多くの情報を収集しましょう。

 

以下に登録しておけば十分です。

 

  1. DODA
  2.  JAC Recruitment
  3. リクルートエージェント

 

 

転職エージェントに登録する前には、自分自身の市場価値を事前に調べておくのも1つですね。

 

 

自身の市場価値を調べるなら、スマホで5分で診断できるミイダスがおススメです。

 

 

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スキルが身につかない仕事から脱却する為のステップ2: スキルアップをする

スキルが身につかない仕事から脱却する為の2つ目のステップは、「スキルアップをする」です。

 

 

サラリーマン市場(転職市場)で求められているスキルが洗い出せたら、その中から自分が中長期的に極めたいスキルや今後もサラリーマン市場で汎用性の高いスキルを身につける努力をしましょう。

 

 

転職活動をしていると、転職エージェントの情報や求人情報を通じて「企業がどんなスキルを持った人を評価しているのか」「どんな人を欲しがっているのか」がはっきりと見えてきます。

 

 

ついんず
例えば、私の場合は、英語、特にTOEICスコアアップに注力し、転職を成功させています。

 

 

理由は、転職活動の際に多くの企業の求人票に「TOEIC●●点以上歓迎」という表記が書かれていたからです。

 

 

実際、TOEICスコアは大手企業の採用条件や昇進条件、海外赴任条件などの基準にも使われているので、TOEICスコアは強みになります。

 

 

今の職場や今の業界、興味のある業界で必要とされるスキルを磨きましょう。

 

スキルが身につかない仕事から脱却する為のステップ3: 転職する

スキルが身につかない仕事から脱却する為の最後のステップは「転職する」です。

 

 

スキルアップを実現しても、今の職場では自分が体得したスキルを最大限に活用できる環境はないかもしれません。

 

 

ついんず
その場合は、迷わず転職しましょう。

 

 

自分の強みとなるスキルを1つでも持っていれば、自信が持てますし、スキルを高く評価してくれる企業が必ず出てきます。

 

 

 

スキルが身につかない仕事しかできないレベルの低い職場に留まる事は「百害あって一利なし」です。

 

 

 

もちろん、自分自身が納得感を持って転職しない選択をする事もできますが、転職しない事で生じるリスクも知っておきましょう。

 

 

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スキルが身につかない仕事を続けるリスク3つ【危険の察知が重要】~脱却する方法も具体的に紹介します~: まとめ

スキルが身につかない仕事を続けるリスクと脱却する方法について紹介してきました。

 

 

簡単に振り返っていきましょう。

 

今はスキルが身につかない仕事しかできていない場合、職場環境が少なからず影響しています。

 

 

ただ、「その仕事を継続するか、抜け出すか」は、予めリスクを把握した上で自分で判断する事ができます。

 

 

スキルが身につかない仕事を続けるリスクは主に3つあります。

 

  1. 結局、「誰か」に利用されて終わる
  2.  昇進・昇給が難しくなる
  3.  いつまでも自信が持てない

 

こうした現状や悪循環に耐えられる人は、とくに行動する必要はありません。

 

 

ただ、どうしても抜け出したい人は、以下の3つのステップで確実に今の環境を抜け出しましょう。

 

  1. 転職市場で必要とされるスキルを探す
  2.  スキルアップをする
  3.  転職する

 

闇雲に勉強したり、適当に資格を取るだけでは、適切に評価されません。

 

 

最も重要なのは「市場が何を求めているか」、ニーズを把握した上で行動する事です。

 

 

そういう意味では、転職をしてもしなくても、市場で評価されるスキルを見つける為の活動をする事が最重要です。

 

 

実は「スキルが身につかない仕事」しかできない、というのは終わってる会社の特徴の1つ。

 

 

会社に問題がある場合は、別の選択肢を検討した方が無難です。

 

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以上、スキルが身につかない仕事を続けるリスク3つ【危険の察知が重要】~脱却する方法も具体的に紹介します~でした!!

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