ズームインフォ(ZI)の魅力【米国株の2020年IPO優良銘柄】

本記事では、米国で2020年にIPOされた ズームインフォ(ZI)について、私が調べた情報を備忘目的で記事に纏めています。

 

 

【想定読者】 株式投資初心者・米国株投資初心者・これから株式投資を検討している人

 

 

2020年最大の時価総額を叩きだし、満を持してナスダックに上場した「ロイヤリティ・ファーマ」の約2週間前にナスダックに上場したズームインフォ(ZI)。

 

 

ズームインフォは、過去10年で取引初日に最も株価が上昇したIPO

 

 

サブスクリプション型のビジネスモデルを採用し、リモートワーク関連銘柄の中でも唯一、営業支援に特化したツールを提供している事で、注目を浴びている企業です。

 

 

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本記事ではズームインフォの魅力、IPO情報、直近の株価などについて詳しく解説します。

 

 

本記事を読む事で、なぜズームインフォが注目されているのか、魅力的な投資対象であるのかを理解する事ができます。

 

ズームインフォ(ZI)の魅力【米国株の2020年IPO優良銘柄】


ズームインフォとは?: 米国IPO銘柄

ズームインフォ(Zoominfo)

ズームインフォは、営業マン向けに、常に最新かつ正確で包括的な顧客データベースをクラウド経由で提供可能なプラットフォームを運営している会社です。

 

 

いかなるビジネスにおいても根幹をなす「営業」と「マーケティング」に不可欠な情報をクラウドベースでリアルタイムに正確に把握できる革新的なプラットフォームを扱っています。

 

 

実は、多くの営業マンは労働時間の約1/3の時間しか営業活動に割けていないそうです。

 

 

理由は「リサーチ、データ収集、資料の取り纏め」などにほとんどの時間が取られているから

 

 

しかも、時間をかけてリサーチ、キュレーションした情報のクオリティや正確性は各営業マンのスキルによってバラつきがあり、必ずしも、商談のクロージングに直結するとはいえません。

 

 

効率よく、正確に、スピーディーに、網羅的に最新の情報を得て、営業活動に「ズームイン」したい。

 

 

そうしたニーズ満たす為に生まれたのが、ズームインフォが提供しているプラットフォーム。

 

 

ズームインフォは、2019年にリブランディングして誕生している新しい会社です。

 

 

ズームインフォは2007年のDiscoverOrg社とZoom informationが合併して誕生しているので、ズームインフォとしての歴史は浅いですが、ここ13年ほどで右肩上がりに急速に売上を伸ばし、急成長しているGo-to-market-Intelligence-Platformのマーケットリーダーです。

 

 

 ズームインフォのIPO情報:過去10年で取引初日に最も株価格が上昇したIPO

 

ズームインフォのIPO情報一覧は下記の通り。

 

IPO実施時期2020年6月4日
ティッカーシンボルZI
発行株数4,550万株
価格21ドル
引受け幹事JPモルガン

モルガンスタンレー

バークレイズ

クレディスイス

BofAセキュリティーズ

 

ズームインフォは、2020年6月4日に米国のナスダック市場に上場。

 

 

初日の終値は34ドルと、売り出し価格を62%も上回り、ズームインフォの時価総額は約130億ドルとなっています。

 

 

ブルームバーグによると、ズームインフォと同等以上の規模の企業においては、過去10年で取引初日に最も株価が上昇したIPOとの事で、かなりインパクトの大きいIPOを成功させています。

 

 

それもそのはず、ズームインフォのIPOには引受け幹事として「JPモルガン」、「モルガンスタンレー」が名を連ねているからです。

 

 

ズームインフォ(Zoominfo)引き受け幹事証券

<出典: ズームインフォ売出目論見書>

 

「IPOの主幹事や参加している投資銀行がどこか」を見る事は、その銘柄への投資が「良いディールなのかどうか」を判断する為の1つの材料になります。主幹事証券を見る事で、一流の金融プロフェッショナル集団に達によるデューデリジェンスをクリアし、「是非とも主幹事を引き受けたい」と言わせるだけの魅力があったという事実が確認できます。主幹事証券を見るだけでも、ズームインフォ(ZI)は超優良案件ディールである事が分かります。

 

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もっと詳しくズームインフォの魅力を見ていきましょう。

 

 

ズームインフォの魅力: 米国株優良銘柄

 

ズームインフォの魅力を4つ紹介していきます。

 

  1.  営業活動を劇的に強化、リモートでもクロージング可能に
  2.  膨大なデータベースに基づいた信頼性と正確性の高さ
  3.  既に有名大手企業が顧客
  4.  今はTAMの2%の市場規模

 

1つずつ見ていきましょう。

 

ズームインフォの魅力①: 営業活動を劇的に強化、リモートでもクロージング可能に

 

ズームインフォの魅力1つ目は、提供している革新的なプラットフォームを用いる事で、リモートワーク下でも、クロージングまでケアできるようになる点です。

 

 

CapitalIQ社の調査によると、Forbes GLobal 2000社は年間2兆ドルもの費用をセールスとマーケティングにかけているとのこと。

 

 

CRM(Cusotmer Relationship Management)の導入により、従来の営業・マーケティング活動の問題であった「マニュアル作業、高コスト、非効率」はある程度改善はされてきたが、それでもまだ非効率性は高い。

 

 

例えば、下記のような情報はリアルタイムに、正確に、網羅的に入手する事は極めて難しいです。

 

 

  •  顧客企業の担当者が異動した・転職した
  •  顧客企業の組織や上下関係、最終意思決定者が変わってしまった
  •  競合が知らぬ間に商談を進めていた

 

 

上記のような情報は、営業マンの足を使って、顧客との信頼関係を構築して入手する必要があり、時間と労力がかかります。

 

 

また、入手できたとしても、担当が入れ替わればまたゼロから調べなおす手間暇がかかります。

 

 

しかし、ズームインフォが提供するプラットフォームは、上記のような営業活動に必要不可欠な情報をAIと機械学習を使って、常に最新の状態に自動更新してくれます。

 

 

  1.  競合の営業マンが営業アクションを起こしているかどうかも把握できる
  2.  顧客企業の担当者の上下関係や最終意思決定者も把握できる
  3.  顧客が自社のホームページに何日間に何回訪問したかを教えてくれる。
  4.  営業マンの行動の優先順位を明確にしてくれる。

 

 

従来は、足を使って調べなければならなかった情報をリアルタイムで、しかも確実に入手できるようになります。

 

 

COVID19以降、働き方に大きな変化がありましたが、リモートワーク下でも営業活動に必要で正しい情報の入手が可能です。

 

 

さらに、「誰にアプローチすれば良いか、次のアクションも促してくれる」。

 

 

自分がどこにいても、相手の環境が変化しても、常に最新の情報をベースに戦略的な営業活動のプランニングができるようになるので、成約率は高まりますよね。

 

ズームインフォの魅力②: 膨大なデータベースに基づいた信頼性と正確性の高さ

 

ズームインフォが取り扱っている顧客データベースは、1,400万社、個人情報は1.2億件登録されています。

 

 

この膨大なデータベースは、ズームインフォの強みのうちの1つで、「同等レベルのデータの深さと幅広さから得られる信頼に値するデータの提供を、他社ができるとは考えにくい」とズームインフォは自信を持って言い切っています。

 

 

ズームインフォの魅力③: 既に有名大手企業が顧客

 

ズームインフォの顧客数は15,000社あり、既に有名な大手企業が顧客になっています。

 

 

大手顧客の一部は下記の通り。

 

  •  ズームビデオコミュニケーションズ
  •  SAP
  •  富士通
  •  コカコーラ
  •  SONY
  •  UBS
  •  バンクオブアメリカ
  •  ベストバイ
  •  ウォルマート
  •  フェイスブック
  •  コロンビア大学
  •  ヒルトンホテルズ
  •  スターバックス

 

 

2020年3月末時点で、年間10万ドル以上のACV(年間発注額)の顧客は630社、年間100万ドル以上のACV(年間発注額)の顧客は15社います

 

 

例えば、ZOOMビデオで席捲しているズームビデオコミュニケーションズを始めとした著名な企業のVOCや導入成功事例をズームインフォのホームページ上で閲覧する事ができます。

 

 

基本、ベタ褒めの内容が多いのですが(宣伝なので当たり前)ですが、顧客満足度の高さは強く伝わってくる内容です。

 

ズームインフォの魅力④:今はTAMの2%の市場規模

 

これだけ多くの顧客を抱えながら、ズームインフォが予測したTAM(Total Addressable Market=獲得可能と見込んでいる最大の市場規模)は$24Bです。

 

 

ズームインフォの膨大なデータベースに基づき、従業員数別の企業規模別(1,000名以上、100~999名、10~99名)にACV(年間発注額)を掛け合わせた合計値です。

 

 

今の顧客数15,000によって得られる売上は、「TAMのおよそ2%にしか満たない」との事ので、今後大きな、大きな伸びしろが期待できます

 

 

大きな伸びしろが期待できる銘柄の1つが2019年にナスダックに上場後、好決算を連発し、2020年に爆発的に上昇しているリボンゴ・ヘルスです。

 

 

なんと、現在の市場規模はTAMの1%ほどのようです。

 

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ズームインフォのIPO後の株価状況

 

ズームインフォの株価ですが、IPO後、約1ヶ月半年後の2020年7月22日時点では、$43前後となっています。

 

 

ズームインフォ(Zoominfo)2020年7月株価

<出典:Google finance>

 

IPO後、一時$52近くまで上げましたが、7月に入ってからズルズルと下げてきている状況です。

 

 

IPO初日に購入し、その後調子に乗って追加購入したら、結果、高値掴みとなり、7月22日時点では含み損中。

 

また、ズームインフォ(ZI)はロックアップ期間があるので、ロックアップ解除後まで、短期的には動きが重くなるかもしれません。

 

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ただ、短期売買目的で投資していないのであまり心配していません。

 

 

IPO後初の四半期決算(2020年8月10日予定)次第ですが、ポジティブサプライズを出して上昇気流に乗ってくれると信じています。

 

追記:ズームインフォの決算(IPO後の初決算)結果は良好でした。詳しくは下記の記事に纏めています。

 

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ZoominfoのIPO後初決算(2020年第2四半期決算)

 

ズームインフォ(ZI)の魅力【米国株の2020年IPO優良銘柄】: まとめ

 

ズームインフォの魅力について紹介してきました。

 

 

簡単に振り返っていきましょう。

 

 

ズームインフォは革新的な営業支援プラットフォームを提供する事で右肩上がりで急成長を続けているベンチャー企業。

 

 

期待値が高く、その証拠にIPOでは、過去10年で取引初日に最も株価格が上昇するという記録を作っています。

 

 

ズームインフォの魅力は主に4つ。

 

  1.  営業活動を劇的に強化、リモートでもクロージング可能に
  2.  膨大なデータベースに基づいた信頼性と正確性の高さ
  3.  既に有名大手企業が顧客
  4.  今はTAMの2%の市場規模

 

 

既にズームビデオコミュニケーションズやSAPなどの大手有名企業を顧客に持ち、Go-to-Market-Intelligence platformのマーケットリーダーでありながら、現時点でまだTAMの2%しかない。

 

 

新型コロナウイルスのパンデミック後、ズームビデオコミュニケーションズやクラウドストライク、オクタなどのリモートワーク系の銘柄が高値更新していますが、営業系のリモートワーク関連銘柄はまだズームインフォしかありません。

 

 

2020年に最大規模のIPO記録を更新したロイヤリティ・ファーマ(RPRX)同様に、1年~2年後には大きく羽ばたいていると思える銘柄の1つです。

 

 

>>>ロイヤリティ・ファーマ(RPRX)の魅力【米国株の2020年IPO優良銘柄】

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以上、ズームインフォ(ZI)の魅力【米国株の2020年IPO優良銘柄】でした!!

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