- シーキングアルファって何?
- シーキングアルファは無料で使える?
- シーキングアルファのおすすめの使い方は?
そんな疑問を解消に答えます。
米国株投資をするにあたって、情報収集や情報管理に役立つ便利なサイトやツールは多く存在します。
シーキングアルファはそんな便利ツールの1つで、米国個別株投資をする上では外せない必須ツールです。
本記事では、そんなシーキングアルファの使い方や利用時の注意点について紹介します。
本記事を読む事で、「シーキングアルファとは何か?」が分かり、シーキングアルファの効果的な使い方を理解する事ができます。
シーキングアルファとは?無料で使える米国株投資管理ツール
シーキングアルファ(Seeking Alpha)は、2004年に元ウォール街アナリスト(DavidJackson)によって設立された金融情報に特化したクラウドソーシングコンテンツサービスです。
MSN Money・CNBC・MarketWatch・NASDAQ・TheStreetなど、米国の金融情報サービス機関と提携しており、質の高い情報を発信しています。
その証拠に、シーキングアルファのサイトへの平均訪問時間は、著名な金融情報サービスを提供しているエコノミストやバロンズ、ウォール・ストリート・ジャーナルの4倍になるという情報もあり、多くのユーザーが信頼してサービスを利用しています。
実際、2021年1月時点でのシーキングアルファの登録ユーザー数は1,000万人を超えています。
また、シーキングアルファは「アプリ」と「ブラウザ」の両方からサービスの利用が可能ですが、個人的にはアプリ利用をメインにしています。
具体的に、シーキングアルファの使い方を見ていきましょう。
シーキングアルファ(Seeking Alpha)の使い方~アプリ編~
シーキングアルファ(Seeking Alpha)の使い方について、紹介していきます。
個人的には、シーキングアルファ(Seeking Alpha)はアプリが使いやすく、主に以下の目的で使用しています。
- 気になる米国株の個別銘柄ポートフォリオ管理
- 自身のポートフォリオ銘柄の決算速報を知る
- ポートフォリオ銘柄のニュースを確認する
順番に見ていきましょう。
シーキングアルファ(Seeking Alpha)の使い方①:気になる米国株の個別銘柄ポートフォリオ管理
シーキングアルファ(Seeking Alpha)の使い方1つ目は、「気になる米国株の個別銘柄ポートフォリオ管理」です。
シーキングアルファはスマホ上で自身の気になる銘柄を登録する事で、自分だけのオリジナルのポートフォリオ管理ができます。
例えば、「実際に保有中の銘柄ポートフォリオ」や「今は持っていないけど監視中の銘柄のポートフォリオ」など、目的別にポートフォリオを作成できます。
例えば、こんな感じです。
- 上記ポートフォリオ①は、実際に投資している銘柄のポートフォリオ
- 上記ポートフォリオ②は、まだ投資はしてないけど気になる銘柄リスト
といった感じで、目的別のポートフォリオに組み入れた銘柄の現在の株価や株価の増減などがスマホ上で一目で確認できます。
シーキングアルファ(Seeking Alpha)の使い方②: 自身のポートフォリオ銘柄の決算速報を知る
シーキングアルファ(Seeking Alpha)の使い方2つ目は、「自身のポートフォリオ銘柄の決算速報を知る」です。
シーキングアルファはスマホ上でポートフォリオ管理ができるだけでなく、決算速報を確認できるのでめちゃくちゃ重宝していまます。
決算速報というのは下記のような内容です。
保有銘柄のポートフォリオに組み込んでいるクラウドストライク(CRWD)の例ですが、「Crowdstrike EPS beats by $0.04、beats on Revenue」とあるように、EPS・売上ともにコンセンサス予想を上回った事が速報ベースで分かります。
また、下記のように過去の決算関連ニュースを閲覧する事も可能です。
特定の銘柄ページにある「NEWS」タブを押し、Earnings(決算)やM&A(買収)などのニュースカテゴリーを選択すると、過去に遡って企業情報を閲覧する事ができるので便利です。
シーキングアルファ(Seeking Alpha)の使い方③: ポートフォリオ銘柄のニュースを確認する
シーキングアルファ(Seeking Alpha)の使い方3つ目は、「ポートフォリオ銘柄のニュースを確認する」です。
ポートフォリオに入れている銘柄の決算情報も重要ですが、3か月に1回の決算までの間に各企業で大きな動きやニュースが出る事があります。
そうした情報を仕入れる為に、「NEWS」タブにリスティングされているニュースを隙間時間にチェックするようにしています。
Seeking alphaのアプリダウンロードは無料でできます。
Seeking Alpha: Investing Portfolio 投資, 株式, 取引所, 分析
無料posted withアプリーチ
シーキングアルファ(Seeking Alpha)使い方の注意点
シーキングアルファ(Seeking Alpha)使い方の注意点を見ていきましょう。
利用時の注意点は、主に3つあります。
- 情報は全て英語
- 有料でないと閲覧できない情報がある
- 銘柄スクリーニングはできない
順番に見ていきましょう。
シーキングアルファ(Seeking Alpha)使い方の注意点①: 情報は全て英語
シーキングアルファ(Seeking Alpha)使い方の注意点1つ目は、「情報は全て英語」です。
米国株情報を日本語で探したい人にとっては、ハードルは高いかもしれません。
1つの解決策としては、無料翻訳ソフトのDeepl(ディープル)の活用です。
<出典:Deepl>
アプリでは厳しいですが、シーキングアルファのサイトをブラウザで閲覧し、気になる箇所をDeepl(ディープル)で翻訳をかければ、高精度で日本語変換してくれます。
シーキングアルファ(Seeking Alpha)使い方の注意点②: 有料でないと閲覧できない情報がある
シーキングアルファ(Seeking Alpha)使い方の注意点2つ目は、「有料でないと閲覧できない情報がある」です。
シーキングアルファ(Seeking Alpha)は「有料」と「無料」でアクセスできる情報が異なります。
具体的には、「ベーシック(無料)」と「プレミアム」、「プロ」の3種類が存在してます。
<出典:シーキングアルファ>
「プロ」はシーキングアルファが提供するサービスの全ての情報へのアクセスが可能で、「プレミアム」は、「ベーシック」と「プロ」の中間といった感じです。
課金をすると、例えば、下記のような情報にアクセスできます。
- 決算カンファレンスコールの録音を聴ける&書き下ろしが読める
- プロの投資家や専門家が寄稿している記事が読める
- 企業のプレゼン資料がダウンロードできる
- 投資アイデアやヒントをもらえる
などなど。
無料版であるベーシックの場合、閲覧できる情報に制限がありますが、正直、有料版にアップグレードする必要はないです。
シーキングアルファに課金するぐらいなら、オックスフォードクラブのメルマガに登録しましょう。
2023年に一大トレンドとなっているChatGPTに関連する有料級情報もいちはやく配信していましたよ
投資においては、「まだみんなが知らない、クローズドな情報にいかに早くアクセスできるか?」が重要です。
フリーのメアド登録するだけでこうした情報に早期にアクセスできるチャンスがあるので、投資家としては見逃したくないところですね。
オックスフォードクラブって何となく怪しいけど、気になる オックスフォードクラブのメルマガって中身どうなの? オックスフォードクラブの無料特典の内容知りたいな そんな疑問に答えます。&nb[…]
>>>Oxfordインカムレターの評判はどうなの?~特徴も併せて詳しく紹介します~
オックスフォードインカムレターって何? オックスフォードインカムレターの評判はどうなの? そんな疑問に答えます。 某有名インフルエンサーが推奨している事か[…]
シーキングアルファ(Seeking Alpha)使い方の注意点③: 銘柄スクリーニングはできない
シーキングアルファ(Seeking Alpha)使い方の注意点3つ目は、「銘柄スクリーニングはできない」です。
米国個別株投資を行う上で、最も重要なのは投資先の選定です。
「どの企業に投資をすべきか」を判断する為に、事前にリサーチをかける事をスクリーニングと言いますが、シーキングアルファはスクリーニングには向いていません。
じゃあどうやってスクリーニングすれば良いの?
英語が得意な人はEDGAR(エドガー)と呼ばれる米国証券取引委員会(SEC)が管理・運営しているオンライン公開データベースを利用すれば、一次情報を拾っていけます。
とはいえ、1つ1つの個別銘柄を全て独自に発掘、調査、精査するのは相当な労力と時間がかかってしまいます。
なので、スクリーニングの手間を省きたい人は、有料サービスを上手に利用することで「時間と手間」を省く選択肢も視野に入れると投資効率が上がります。
個人的には億トレーダーとして有名な「テスタんさん」も使っている「株探プレミアム」がおススメですね
なぜなら、
- 会社開示情報は全文日本語に翻訳
- 米国企業情報として貴重な通期6期以上、9四半期以上の業績を掲載
- マーケットで注目されているテーマに関連する銘柄を独自にリストアップ
という特徴があるから。
なので、
- 「一次情報を全て自分で調べて分析したい」という人 ▶ EDGAR(エドガー)
- 情報収集や分析に手間を省き、投資効率と勝率をあげたい人 ▶ 株探プレミアム
という感じで、目的に応じて使い分けていくと良いですね。
シーキングアルファは、銘柄選定が終わって、「既に投資している銘柄の情報のモニタリング」や「ポートフォリオ管理」に利用しましょう。
シーキングアルファ~米国株投資に必須な無料ツールの使い方を徹底解説~: まとめ
シーキングアルファ(Seeking Alpha)の使い方や利用時の注意点について、紹介してきました。
簡単に振り返っていきましょう。
シーキングアルファ(Seeking Alpha)は、2004年に元ウォール街アナリストが設立した著名な金融情報に特化したコンテンツサービスで、著名な金融情報サービス企業と提携している為、質の高い情報が得られる事から多くのユーザーから支持を得ています。
シーキングアルファ(Seeking Alpha)は「無料」と「有料」プランがありますが、無料で十分です。
シーキングアルファ(Seeking Alpha)の使い方については、個人的には下記のような目的で利用しています。
- 気になる米国株の個別銘柄ポートフォリオ管理
- 自身のポートフォリオ銘柄の決算速報を知る
- ポートフォリオ銘柄のニュースを確認する
実際に利用してみて、自分自身の投資スタイルや目的に適した使い方を見つけてみてください。
米国株投資を行う上で、有用なツールを使いこなす事も重要ですが、より重要なのは情報収集です。
目的別に情報収集と情報管理を行って、投資パフォーマンスを向上させていきたいですね。
>>>米国株の情報収集を効率よく行う為のコツ【目的別の手段を具体的に紹介】
米国株の情報収集を効率よく行いたい 米国株の情報収集を目的別に行いたい どうやって米国株の情報収集をすれば良い? そんな疑問や要望に応えます。 【想定読[…]
以上、シーキングアルファ~米国株投資に必須な無料ツールの使い方を徹底解説~でした!!