米国株の情報収集を効率よく行う為のコツ【目的別の手段を具体的に紹介】

  • 2021年2月3日
  • 2021年1月29日
  • 生活

よく「米国株への投資を行う上では、情報収集が欠かせない」と言われていますが、この「米国株の情報収集」という表現は非常に漠然としていると思いませんか?

 

米国株の情報を集めるという行為には、何らかの目的があるはずで、その目的を達成する為の手段も千差万別です。

 

「投資前に、次の投資先を決める為に情報を集めたいのか」、「投資後に、保有銘柄の売買タイミングや株価の動きを知りたいのか」、「IPO銘柄について知りたいのか」、目的によって、情報の対象やその情報を効率よく集めるための手段は変わってきます。

 

本記事では、「米国株の情報収集」という曖昧な概念を紐解き、情報収集の目的や直面する課題、そして具体的な情報収集の手段について纏めています。

 

本記事を読むことで、目的別に米国株の情報収集を行えるようになり、具体的な手段やツールを知ることで効率よく、質の高い情報収集を行えるようになります。

 

【想定読者】 株式投資初心者・米国株投資初心者・これから株式投資を検討している人

 

米国株の情報収集を効率よく行う為のコツ【目的別の手段を具体的に紹介】

米国株の情報収集が重要な理由

米国株の情報収集が重要な理由は、投資パフォーマンスに圧倒的な影響を与えるからです。

 

米国株への投資においては、「情報」が最重要ファクターです。

 

私自身、本格的に米国個別株への投資を実践し、2020年は年収の半分近くの利益を上げることができましたが、実感している事は「いかに優良な銘柄に出会えるか」、「どれだけ投資した優良な銘柄を信じて保有し続けられるか」です。

 

「正しく質の高い情報を効率的に仕入れ、確信を持てるように分析し、資金を投じ、保有銘柄の監視をしながら問題ない限りはホールドする。」

 

個人的にはこれができれば、米国株の投資パフォーマンスは飛躍的に上がっていくと確信しています。

 

その為には、情報収集の目的や手段を明確にし、効率的かつ効果的に情報を集めていく必要があります。

 

米国株の情報収集の目的と課題

そもそもなぜ米国株の情報収集を行うのでしょうか?

 

  • テンバガー(10倍)銘柄を見つけたい
  • 今ある資産を大きく増やす為のポートフォリオを考えたい
  • 保有銘柄を売るべきか・買い増すべきか悩んでいる
  • 高配当投資主流だけど、グロース株も興味がある

 

など、情報収集をする為の目的は人ぞれぞれ異なると思いますが、米国株の情報収集をする目的は下記のように大きく2つに分かれると思います。

米国株の情報収集目的

  1. 米国株への投資前に「銘柄選定」をする事を目的とした情報収集
  2. 米国株への投資後に、「保有銘柄の動向をチェック」する事を目的とした情報収集

 

目的が異なるので、当然、情報収集の手段も変わってきます。

 

まずは、因数分解した情報収集の目的とそれぞれの課題を1つずつ見ていきましょう。

 

米国株の情報収集目的①:銘柄選定

米国株の情報収集目的:銘柄選定

米国の情報収集の目的の1つ目は投資をする前の「銘柄選定」です。

 

当たり前ですが、「自分の大切な資金をどこに投じるか」という重要な意思決定をする為に、事前にリサーチをかけます。

 

今は、インターネットやSNSの普及により情報収集手段が多様化し、世界のあらゆる情報を即座に検索をかける事ができるので、インターネットやSNS上での検索、もしくは書籍によりリサーチをかける人が多いと思います。

 

ただ、ここで問題が生じます。
いくら情報の検索が容易になっても、膨大な情報の洪水に飲まれ、結局、「どこから手をつければ良いのか」「何を見ればよいのか」「そもそも何の為に検索をしているのか」、分からなくなるという問題です。

 

投資対象は「ETFなのか」「個別株なのか」「高配当株なのか」「グロース株なのか」「IPO銘柄なのか」「セクターはどうするか」など、調べれば調べるほど、選択肢が増えていき、知らず知らずのうちに本当に必要な情報や正しい情報の取捨選択やフィルタリングができなくなります。

 

投資を始めたばかりの時ほど、結局、「書店で見つけてきた本に書いてある銘柄やSNSでインフルエンサーが煽っていた銘柄に手を出し、含み損を抱えてしまう」ようなリスクを抱えてしまいがちです。

 

こうした問題は「銘柄を選定するという目的を達成する為の効率的な方法を知っていれば、解決可能です。

 

米国株の情報収集目的②:保有銘柄の動向チェック

米国株の情報収集目的:保有銘柄の動向

米国株の情報収集の目的の2つ目は、投資をした後の「保有銘柄の動向確認」です。

 

徹底リサーチの上、慎重に選んだ保有銘柄を「このまま持ち続けていても問題ないか」、「買い増すのか」、「それとも手放すのか」といった投資判断を行う為の情報収集にあたります。

 

複数銘柄を保有している場合は、「ポートフォリオ管理」という言い方もできるかもしれません。

 

投資した後は、保有銘柄において主に下記のような確認をします。

 

  • 株価の値動き
  • 決算発表予定日、コンセンサス予想と結果
  • 保有銘柄に関連するニュース(イベント、公募増資、アップグレード/ダウングレード)

 

投資判断を行う為には、保有している銘柄の1つ1つにおいて、上記のような情報を常に追っていくので、保有銘柄が多くなるほど、トレースする情報量が増え、管理も大変になります。

 

本業が忙しいと、なかなか情報を追う時間が取れない人も多いと思います。

 

こうした問題も、効率的に管理できるツールを知っていれば解決ができます。

 

米国株の情報収集といっても、「投資前」と「投資後」で目的が異なる点や課題をみてきました。

 

具体的に、目的別の最適な情報収集手段を見ていきましょう。

米国株の情報収集に有用な具体的手段:銘柄選定編

米国株の情報収集:銘柄選定時の有用ツール

まずは、「銘柄選定」を目的とした情報収集の際に有用な手段を見ていきましょう。

 

具体的には3つあります。

 

  1. 米国四季報
  2. モトリーフール
  3. Docoh.com

 

1つずつ見ていきましょう。

 

米国株の情報収集手段①:米国四季報

1つ目は、米国四季報です。

 

日本でもなじみのある会社四季報の米国版で、東洋経済が4月と10月の年に2回発行している米国企業情報誌です。

 

米国に上場している約700社近い企業の事業内容・現状・今後の見通し、株価推移など、投資家が欲しい情報が簡潔に纏められています

 

しかも、日本語で入手できるので、英語アレルギーがある人にとっては特に重宝する1冊です。

 

銘柄選定のフィルタリングを行う前に、米国株四季報をさらっと流し見する事で、優良銘柄の見落としリスクを減らせます。

米国株の情報収集手段②:モトリーフール

2つ目はモトリーフールです。

 

知らない人も多いかもしれませんが、30年以上の歴史と実績のある米国のオンラインメディアです。

 

メールアドレス登録だけで、1週間に一度、厳選された人気記事をメルマガ配信してくれるサービスを行っています。

 

株式投資は美人投票とも言われているぐらいですので、「優良だけれど自分だけが知っている銘柄」より、「市場参加者が注目している銘柄」を見ておく事が重要になります。

 

モトリーフールから毎週配信されるメルマガを見れば、「今、人気の銘柄やセクター」、「市場のトレンド」を掴むことができます。

 

忙しい中で時間や労力をかけずに米国株の一次情報にアクセスしたい人、投資の視野を広げたい人には重宝する情報源です。

 

モトリーフールの評判やメルマガ内容などについては、下記の記事に詳しく纏めています。

 

>>>モトリーフール:米国株の情報収集に欠かせない情報源の1つ【損したくない人向け】

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モトリーフール:米国株の情報収集に欠かせない情報源の1つ

 

米国株の情報収集手段③:Docoh.com

3つ目は、Docoh.comです。

 

英語のみの対応なのですが、「これ本当に無料で良いの?」というレベルの情報サイトです。

 

ティッカーシンボルで検索をかければ、調べたい企業の情報が丸裸にできます。

 

企業プロフィール、関連ニュース、株価推移、時価総額、株主構成比率をはじめ、Annual reportなどSECに提出されている情報すべてを無料で閲覧する事ができます。

 

IPOカレンダーなども見れるので、注目していたIPO銘柄の上場予定日を確認できたり、直接SECのオンライン公開データベースに飛んで、売出目論見書など重要資料を読む事もできます。

 

IPO銘柄への投資を検討している人は、特にDocohやSEC EDGARは重宝されるツールになります。

 

SEC EDGARの使い方については、別の記事で詳しく紹介しています。

 

>>>EDGARの使い方~米国株の情報収集に欠かせないSECのオンラインデータベース~

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EDGARの使い方~米国株の情報収集に欠かせないSECのオンラインデータベース~

 

米国株の情報収集に有用な具体的手段:保有銘柄の動向チェック編

米国株の情報収集:保有銘柄の動向チェック時のツール

次に、「保有銘柄の動向チェック」を目的とした情報収集の際に有用な手段を見ていきましょう。

 

具体的には3つあります。

 

  1. Investing.com
  2. Seeking Alpha
  3. SNS

 

1つずつ見ていきましょう。

 

米国株の情報収集手段①:Investing.com

1つ目はInvesting.comです。

 

ブラウザでもアプリでも利用可能な金融情報ポータルサイトです。

 

主要な経済指標カレンダーや最新ニュースはもちろん、主要指数や株価、暗号通貨の値動きなどを見る事ができます。

 

保有銘柄を「ウオッチ」に登録すれば、自分だけのポートフォリオ管理が可能です。

 

また、個別銘柄投資を行う上で最も重要な「決算結果」を過去に遡り、数値データはもちろん、視覚的に分かりやすいグラフでも閲覧できます。

 

さらに、個別銘柄毎に、株価の変動率に応じて通知を受け取る設定ができたり、決算発表1日前にアラートを出す機能もあるので、Invetsing.comを利用してれば保有銘柄の重要ニュースを見落とす事がなくなります。

 

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米国株の情報収集手段②:Seeking Alhpa

2つ目はSeeking Alpha(シーキングアルファ)です。

 

Seeking Alpha(シーキングアルファ)もInvesting.com同様にブラウザでもアプリでも利用可能な金融情報に特化した情報サイト/アプリです。

 

個別企業の最新ニュースや動向、株価の動き、期間別の変動率を始め、Investing.comと同じように保有銘柄や興味のある銘柄をポートフォリオにリストアップしておく事が可能。さらに企業ごとの分析記事や最新のニュースを見ることができます。

 

アナリストによる分析記事や企業の財務データなど、一部の情報は有料会員のみが対象となっています。

 

正直、無料会員向けコンテンツだけでも十分です。

 

Seeking Alpha(シーキングアルファ)は、個別株の決算速報値や証券会社のアップグレードなど、直近のニュース速報を確認するのに重宝します。

 

米国株の情報収集手段③:SNS

3つ目はSNS、特にTwitterです。

 

情報は鮮度が命です。

 

Twitterを開けば、常に最新情報が得られます。むしろ飛び交いすぎて、消火不良になるぐらいです。

 

Twitterとの接し方を工夫しないと、タイムラインをひたすら流し見するだけで終わってしまうので注意が必要ですが、自分が興味を持っている銘柄や保有銘柄など、特定の銘柄についてつぶやく人をフォローしておくと、他では知り得ない情報を得ることができたりします。

 

また、チャート分析が得意な人も多く、実際にチャート画像を掲載して状況を解説していたりするので、特定銘柄の売買タイミングの判断材料にもなったりします。

 

フォローすべき人は、投資スタイルや銘柄の興味などによって異なってくるので、自分自身でTwitter上でリサーチをかけてみる事をおすすめします。

米国株の情報収集を効率よく行う為のコツ【目的別の手段を具体的に紹介】:まとめ

米国株の情報収集を効率よく行う為の手段について紹介してきました。

 

簡単に振り返っていきましょう。

 

米国株の情報収集といっても、情報を集める目的は「投資前と投資後」で大きく変わり、目的によって情報収集の手段やツールが異なってきます。

 

情報収集の目的と手段を纏めると下記のようになります。

米国株の情報収集の目的と手段まとめ

 

投資前に情報収集をする目的は、主に銘柄選定で、米国株四季報やモトリーフール、Docoh.comといったツールを用いて、情報の取捨選択やフィルタリングを行い、投資先の絞り込みや選定を行います。

 

投資後に情報収集をする目的は、保有銘柄の動向チェックで、Investing.comやSeeking Alpha(シーキングアルファ)、SNSを通じて、保有銘柄のポートフォリオ管理や個別銘柄の決算情報など、保有銘柄の売買判断を行う為の重要なニュースを取りこぼさないようにしていきます。

 

目的に合った情報収集手段やツールを使いこなす事で、効率と投資成果を最大化していきたいですね。

 

以上、米国株の情報収集を効率よく行う為のコツ【目的別の手段を具体的に紹介】でした!!

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