ドイツETF|EWGの特徴や構成銘柄について徹底解説

  • ドイツ株に纏めて投資をしたいんだけど、ドイツETFってあるの?
  • ドイツETFのEWGってどうなの?
  • ドイツETFのEWGはどこで買える?SBIや楽天などの証券会社でも買える?

 

そんな疑問に答えます。

 

【想定読者】 株式投資初心者・米国株投資初心者・これから株式投資を検討している人

 

 

ロシア-ウクライナ情勢の長期化やコロナショック対策として実行された歴史的な大規模金融緩和の副作用により、米国を始め、世界全体で景気後退の可能性が高まっています。

 

 

とりわけドイツはロシアからの天然ガス供給が絶たれるリスクやウクライナからの難民増加による失業率の増加など、ドイツ経済にはまり明るいニュースがない状況。

 

とはいえ、景気には循環サイクルがあるので、考え方によってはもうすぐ絶好の仕込み時期がやってくるチャンスとも言えます。

 

 

なので、

 

ついんず

シーメンスやBMW、バイエル製薬など世界でも有数な企業を輩出しているドイツ企業の株を安く仕込んでおきたい

 

 

そんな人にオススメなのが「ドイツ」関連銘柄を纏めて購入できるETF「EWG|iシェアーズMSCIドイツETF」です。

 

 

本記事では、「ドイツETF「EWG」の特徴や構成銘柄」、ドイツETF「EWG」の株価推移や購入できる証券会社について紹介します。

 

 

早速見ていきましょう。

 

 

ドイツETF|EWGの特徴や構成銘柄について徹底解説

ドイツETF「EWG」とは?

ドイツETF「EWG」とは?

ドイツETF「EWG」とは何でしょうか?

 

 

EWG(iシェアーズMSCIドイツETF)は、有名なブラックロック社が運用するisharesシリーズの1つで、ドイツの国内証券取引所で取引されている代表的なドイツ企業に纏めて投資可能なETFです。

 

 

ドイツETF「EWG」の特徴を簡単に纏めると下記の通り。

 

ティッカーEWG
上場日1996年3月12日
取引所NYSE Arca
構成銘柄数60
経費率0.5%

 

 

ドイツETFであるEWG(iシェアーズMSCIドイツETF)は1996年3月に上場した20年以上の歴史あるETFで、ドイツを代表する主要銘柄60社から構成され、MSCI Germany Indexに連動しています。

 

 

後述しますが、多様なセクターで事業を行っている企業、多様な時価総額を持つ企業の成長株とバリュー株からポートフォリオを組成しているのが特徴です。

 

 

そんなドイツETF「EWG」の年度別のパフォーマンスは以下の通り。

 

 

20172018201920202021
Total Return (%)27.44-22.320.6211.344.85

<出典:Blackrock社

 

 

リアルタイム株価チャートは以下のような感じ。

 

 

続いて、ドイツETF「EWG」の構成銘柄などを見ていきましょう。

 

ドイツETF「EWG」の構成銘柄は?

ドイツETF「EWG」の構成銘柄は?

ドイツETF「EWG」の構成銘柄について見ていきましょう。

 

 

ドイツETF「EWG」はドイツ国内の証券会社で取引可能な代表企業約60社から構成されていますが、2022年7月1日時点で構成比率の高い上位20銘柄の企業は以下の通り。

 

 

ティッカー企業名比率 (%)セクター時価総額
SAPSAP8.8Information Technology120,248,328.32
ALVALLIANZ7.23Financials98,720,758.85
SIESIEMENS N AG7.14Industrials97,540,970.28
DTEDEUTSCHE TELEKOM N AG6.05Communication82,687,478.83
BAYNBAYER AG5.48Health Care74,805,927.58
MBGMERCEDES-BENZ GROUP N AG4.29Consumer Discretionary58,580,538.11
BASBASF N3.68Materials50,308,381.00
DPWDEUTSCHE POST AG3.46Industrials47,234,082.80
MUV2MUENCHENER RUECKVERSICHERUNGS-GESE3.1Financials42,380,984.56
DB1DEUTSCHE BOERSE AG2.86Financials39,005,517.25
IFXINFINEON TECHNOLOGIES AG2.83Information Technology38,614,760.76
ADSADIDAS N AG2.81Consumer Discretionary38,437,044.32
BMWBMW AG2.38Consumer Discretionary32,461,145.77
RWERWE AG2.31Utilities31,525,247.62
VOW3VOLKSWAGEN NON-VOTING PREF AG2.3Consumer Discretionary31,446,988.24
MRKMERCK2.08Health Care28,465,636.09
VNAVONOVIA SE2.01Real Estate27,424,451.06
EOANE.ON N1.79Utilities24,476,159.55
DBKDEUTSCHE BANK AG1.62Financials22,122,472.08
SY1SYMRISE AG1.36Materials18,646,636.71

<出典:Blackrock社 2022年7月1日時点の構成銘柄を上位順に並べ替えたもの>

 

 

SAP、シーメンス、メルセデスベンツ、BMW、バイエル、ドイツ銀行など、誰でも一度は聞いた事がある世界的企業がズラリと並んでいます。

 

 

EWGのセクター別の投資割合は以下の通り。

 

セクター割合
Consumer Discretionary17.12%
Industrials16.80%
Financials16.00%
Information Technology12.84%
Health Care12.78%
Materials7.39%
Communication5.36%
Utilities4.23%
Real Estate3.63%
Consumer Staples2.76%
Cash and/or Derivatices1.08%

<出典:Blackrock社

 

上記の通り、主要セクターにバランスよく分散されているので、ドイツ市場へ集中投資をしたい投資家にとっては、最適なETFの1つです。

 

 

注意点としては、EWGのポートフォリオに含まれる大型株の多くは他の主要な欧州株ETFにも含まれる可能性が高いので、欧州全域での分散投資を求める投資家には不向きです。

 

ドイツETF「EWG」が購入可能な証券会社は?

ドイツETF「EWG」はどこで買えるのでしょうか?

 

 

ドイツETF「EWG」は「SBI証券」、「楽天証券」、「マネックス証券な」などの日本の大手ネット証券で購入できます。

 

 

 

EWGへの投資をする上では、上記の証券口座を持っていれば問題ありませんが、実は国内大手ネット証券では購入できないETFが多く存在しています。

 

 

例えば、以下のような分野への先行投資は国内証券会社ではできません。

 

 

  1. Facebookが社名を変更するほど潜在ポテンシャルが高く、2022年に入りトレンドを形成している「メタバース」
  2. 次世代メガトレンドのダークホースと呼び声の高い「量子コンピュータ」分野

 

具体的な銘柄で言うと、

 

  1. メタバースETF「META」
  2. メタバースETF「VERS」
  3. 量子コンピュータETF「QTUM」

 

などです。

 

 

大きく儲ける為にはトレンドが来てから焦って波に乗るのではなく、誰も見向きもしない時、トレンドが来る前に事前に仕込んでおきたいところ。

 

 

そんな人におすすめなのが「IG証券」です。

 

 

 

 

ついんず

IG証券って初めて聞く名前だけでど実際どうなの?

 

 

IG証券は、日本ではあまり聞いた事がないかもしれませんが、

 

  •  ロンドンに本拠地を構える世界的に有名な金融グループであるIGグループが親会社
  •  IGグループは45年以上の歴史を持ち、世界で31万人以上のユーザーがいて、ロンドン証券取引所に上場
  •  IG証券では破壊的イノベーションETFを提供しているARK INVESTMENT社のETF(ARKK/ARKF/ARKX等)の取扱いあり

 

 

といった特徴があり、世界的に有名で国内大手証券会社では取り扱っていない銘柄を豊富に取り扱っています。

 

IG証券

 

 

量子コンピュータやメタバース、ブロックチェーンなど、世界規模で起きている破壊的イノベーションを手掛ける企業や分野に先んじて投資をしたい人は、口座開設を検討してみて下さい。

 

 

3分ほどで口座開設の申し込みが完了します。

 

 

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ドイツETF|EWGの特徴や構成銘柄について徹底解説: まとめ

ドイツETF|EWGの特徴や構成銘柄について徹底解説というタイトルで紹介してきました。

 

 

簡単に振り返っていきましょう。

 

 

ドイツETF「EWG」は、ブラックロック社が運営・展開しているiSharesシリーズの1つで、ドイツ国内証券会社で取り扱いのある大評定な企業群から構成されるETF。

 

 

1996年から20年以上運営されている歴史あるETFで、バランスよくセクター分散された主要な60銘柄がポートフォリオに組み入れられています。

 

 

ドイツETF「EWG」はSBIや楽天証券など日本の大手証券会社での取り扱いが可能です。

 

 

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以上、ドイツETF|EWGの特徴や構成銘柄について徹底解説でした!!

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