クラウドストライク(CRWD) 2022年Q2決算~NASDAQ100採用とVerizonとの戦略的提携発表~

  • クラウドストライク(CRWD)の2022年Q2決算発表はいつあったの?
  • クラウドストライク(CRWD)の2022年Q2決算結果は?
  • クラウドストライク(CRWD)の2022年Q2決算前後の株価の動きは?

 

そんな疑問に答えます。

 

 

本記事では、今後の投資銘柄選定や、類似銘柄の株価動向予測やパターン分析などを参考にする為に、市場参加者の注目度が高い企業であるクラウドストライク(CRWD)の「決算結果」、「決算発表後の株価の動き」等について纏めています。

 

 

【想定読者】 株式投資初心者・米国株投資初心者・これから株式投資を検討している人

 

 

2019年にナスダック上場して以降、一度も決算をミスしていない数少ない超優秀な米国企業クラウドストライク(CRWD)。

 

 

2022年Q1決算も安定の好決算を発表し、株価は$200を大きく超えて、着実に右肩が上がりで推移しています。

 

 

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クラウドストライク(CRWD) 2022年Q1決算 ~3つの戦略的提携を発表~

 

 

そんなクラウドストライク(CRWD)は、2021年8月31日に2022年Q2決算を発表しました。

 

 

クラウドストライク(CRWD)の「2022年Q2決算内容」や「決算前後の株価の動き」はどうだったのでしょうか?

 

 

本記事では、クラウドストライク(CRWD)の2022年Q2決算結果と決算内容、株価の値動きについて纏めています。クラウドストライク(CRWD)の一連のムーブメントが今後の株式投資の判断材料として少しでも参考になれば幸いです。

 

クラウドストライク(CRWD) 2022年Q2決算~NASDAQ100採用とVerizonとの戦略的提携発表~

クラウドストライク(CRWD)の決算:2022年Q2

クラウドストライク(CRWD)の決算結果

クラウドストライク(CRWD)の2022年Q2決算内容をみていきましょう。

 

 

クラウドストライク(CRWD)の2022年Q2決算は2021年8月31日に発表され、結果はこれまで同様、安定の好決算でした。

 

 

クラウドストライク(CRWD)は2019年の上場以降、一度も決算をミスしておらず、パーフェクト決算を出し続けている数少ない一握りの企業。今回もまたまだ記録を更新しました。

 

 

クラウドストライク(CRWD)の2022年Q2決算結果とKPIとしている重要指標の状況を確認していきましょう。

 

  1. 決算結果とガイダンス
  2. ARR(Anual Recurring Revenue)
  3. 顧客維持率
  4. 顧客数
  5. TAM

 

1つずつ見ていきましょう。

 

クラウドストライク(CRWD)の決算結果①: 2022年Q2決算結果とガイダンス

クラウドストライク(CRWD)の決算結果の最重要事項である売上高とEPSを見てみましょう。

 

2022年Q2予想結果
EPS$0.09$0.11
売上$323.54M$337.7M

 


EPS、売上高の
いずれもコンセンサス予想を上回る結果となっています。

 

 

売上高は$337.7Mと前年同期の売上高$199.0 Mから+70%の成長となっています。

 

 

また、営業活動キャッシュフローおよびフリーキャッシュフローは、それぞれ$108.5M(前年同期:$55.0M)、$73.6(前年同期:$32.4)と前年同期比約2倍近くキャッシュを確保している事が分かります。

 

 

最高財務責任者(CFO)のバート・ポドベアは「再び大規模で力強い成長を達成し、卓越したユニットエコノミクスを実現するとともに、レバレッジを高め、資本効率を維持することで、強力な営業キャッシュフローおよびフリーキャッシュフローを生み出しました」とコメントしています。

 

 

続いて、2022年Q3と通年ガイダンスをみてみます。

 

2022年Q32022年通年
EPS$0.09$0.46
売上$3.65B$14B

 

CFOはクラウドストライクの製品需要や記録的なパイプライン、成長を後押しする強力なトレンドについて、これまで同様楽観的な見方を持っており、事業の成長要因に加え、Q2とQ3の勢いを考慮し、2022年度のガイダンスを上方修正しています。

 

 

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続いて、重要指標の状況について確認していきましょう。

 

クラウドストライク(CRWD)の決算結果②:2022年Q2のARR

クラウドストライク(CRWD)の決算結果②:2022年Q2のARR

クラウドストライク(CRWD)の決算結果2つ目、「2022年Q2のARR」を見ていきます。

 

 

クラウドストライク(CRWD)の2022年Q2における年間リピート売上高(ARR)は、$1.34 Bを記録。

 

 

2021年Q1決算では、$1,19Bだったので、着実に積み上げています。

 

 

3期間連続で$1B越えとなっており、ARR成長率は+70%です。

 

 

クラウドストライク(CRWD)は、サブスクリプションベースにおける新規顧客の獲得と既存顧客維持による事業の成長度合いを推し量る重要な指標としてARR(Anual Recurring Revenue)を用いています。顧客が毎年払い続けてくれる年間定期収益(ARR)は、何年も繰り返し発生する売上なので、収益見通しがしやすいのが特徴です。

 

 

2022年Q1に新規に追加されたARRは$150.6 Mでした。

 

 

新規に獲得したサブスクリプション顧客は1,660社で、総顧客数は13,080社(vs 2022年Q2:11,420)となり、顧客数の伸び率も+81%と引き続き力強い成長を見せています。

 

 

しかも新規ARRの4分の1は、ARR全体の94%に相当しています。

 

 

競合となり得るSentinelone(S)が2021年7月にNYSEに上場して以降、クラウドストライクの市場シェアや成長率への影響が懸念されていますが、今の段階では心配する必要はなさそうです。

 

クラウドストライク(CRWD)の決算③:2022年Q2の顧客維持率

クラウドストライク(CRWD)の決算③:2022年Q2の顧客維持率

クラウドストライク(CRWD)の決算結果3つ目、「2022年Q2の顧客維持率」を見ていきます。

 

 

クラウドストライク(CRWD)は、既存顧客のサブスクリプション収入増と拡大を重視しており、そのパフォーマンスを推し量る指標として顧客維持率(Dollar-Based Retention-Rate)をKPIにしています。

 

 

クラウドストライク(CRWD)の定義する顧客維持率は、「既存顧客1人(or1社)あたりの売上が、前年同月比でどれだけ増えているのか」を示すもので、ドルベースでパフォーマンスをトラックしています。顧客の契約更新、サービスの利用拡大、解約なども包括されています。

 

 

KPIとしている顧客維持率は2016年以降、一貫して100%を超えていますが、2022年Q2時点でも120%を超えています。

 

 

前回もそうでしたが、個人的に今回気になったのは、「120%を超えている」という表現の仕方とグラフのアップデートがない点です。

 

 

2021年分はでは四半期毎に丁寧にグラフに落とし込んでいるのですが、2022年分は曖昧穴な表現を使っている印象です。

 

クラウドストライク(CRWD)の決算④:2022年Q2の顧客数

クラウドストライク(CRWD)の決算④:2022年Q2の顧客数

クラウドストライク(CRWD)の決算結果4つ目、「2022年Q2の顧客数」を見ていきます。

 

 

クラウドストライク(CRWD)は顧客維持率を高く維持しつつ、新規顧客も着実に伸ばしています。

 

 

2021年時点では、9,896社だった総顧客数は前回の四半期で11,420社にまで増え、Q2には13,080社まで増加しました。

 

 

「フォーチュン100」の大企業のうち63社(前期61)、トップ20行の銀行のうち14行(前期13行)が含まれています。

 

 

フォーチュン100の大企業の顧客獲得数は、2021年Q1の際には49社▶61社に増加していたので、前期と比べると今期は少し獲得数が鈍化した印象です。100社のうち既に60%を顧客にしているので、ここから先どれだけ取り込めるかは見物ですね。

 

 

カンファレンスコールでは、「クラウドストライクの顧客数が約13,000社に対し、10万社を超えるレガシーの競合他社がいることを考えると、まだまだ多くの潜在顧客がいるので、XDRやHumioのような製品が、成長ドライバーとなり得る」とのコメントがあり、顧客獲得の成長性には期待ができそうです。

 

 

クラウドストライクのプラットフォームを複数サブスクする企業の割合についても確認していきましょう。

 

 

内訳と前回比は下記の通り。

 

  • 4モジュール以上を利用する企業:66%(前回64%)
  • 5モジュール以上を利用する企業:53%(前回50%)
  • 6モジュール以上を利用する企業:29%(前回27%)

 

少しずつですが、着実に顧客数とモジュール採用数を増やしている事が分かりますね。

 

クラウドストライク(CRWD)の決算結果⑤: TAM

クラウドストライク(CRWD)の決算結果⑤: TAM

クラウドストライク(CRWD)のTAMの見通しは、2022年Q1決算時にアップデートしていた内容から変更はありませんが、もう一度確認しておきましょう。

 

 

クラウドストライクと調査会社のIDCは、既存のポートフォリオでは2023年に$44Bの市場を見込んでいますが、クラウドストライク(CRWD)のプランが実現できれば、2025年までには$106Bまで市場拡大が可能と予測しています。

 

 

2022年6月4日にIDCが最新のエンドポイントセキュリティの世界市場シェアを発表しましたが、クラウドストライク(CRWD)はマイクロソフトや他のレガシーベンダーを抑えて1位になっている事もあり、将来性はさらに期待ができそうです。

 

クラウドストライク(CRWD)は決算時にVerizonとの戦略的提携を発表

クラウドストライク(CRWD)は決算時にVerizonとの戦略的提携を発表

クラウドストライクは、世界最大級の世界最大級のグローバルネットワーク・セキュリティ・クラウドプロバイダーであるVerizonとの戦略的提携を発表しました。

 

 

クラウドストライクのFalconプラットフォームはが、Verizonのビジネスセキュリティポートフォリオの一部として位置づけられ、採用されます。

 

 

カンファレンスコールでVerizonとの戦略的提携発表をした際に、「当社のリーダーとしての地位と成長の機会にこれ以上ないほどの自信を持っています。市場には、当社のビジョン・プラットフォームや大規模な実行能力を持つベンダーは見当たりません。」とCEOのGeorge Kurtsがと強気なコメントをしています。

 

 

有力企業との戦略的提携は、クラウドストライク(CRWD)の強みの1つです。

 

 

実際、2021年Q1決算時にも、Earnest & Young(EY)・Google Cloud・Zscalerとの戦略的提携を発表しています。

 

 

クラウドストライクの強みについてもう少し詳しく知りたい方は下記の記事を参考にしてください。

 

>>>クラウドストライク(CRWD) の強みと2021年第3四半期決算結果 ~素人でも凄さが分かる優良銘柄の特徴を解説~

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クラウドストライク(CRWD)はNASDAQ100に採用

クラウドストライク(CRWD)はNASDAQ100に採用

クラウドストライク(CRWD)は2022年Q2決算発表の約1週間前にNASDAQ100に採用されました。

 

 

NASDAQ100は、米国NASDAQ(ナスダック)市場の代表的な100社の株式で構成される株価指数。

 

 

ナスダック100指数は、ナスダックに上場する、金融銘柄を除く、時価総額上位100銘柄の時価総額加重平均によって算出される株価指数である。アメリカ合衆国を代表する株価指数の一つとなっている。

(出典:Wikipedia

 

 

ナスダク100の構成名銘柄にはアップル(AAPL)・マイクロソフト(MSFT)・テスラ(TSLA)・ズーム(ZM)・ギリアド(GILD)・ネットフリックス(NFLX)などがあります。(詳しい構成銘柄は大和アセットマネジメントのNASDAQ100特集が分かりやすいです)

 

 

そんなNasdaq100にクラウドストライクは採用されました。

 

 

 

クラウドストライク(CRWD)は、マキシム・インテグレーテッド・プロダクツ<MXIM>の代わりにNASDAQ100に組み入れられます。

 

 

NASDAQ100への採用ニュースで、クラウドストライクの株価は一時約+8%の動きを見せました。

 

 

2020年には、テスラ(TSLA)がS&P500に採用されたニュースが記憶に新しいので、今後の株価の値動きの参考になるかもしれません。

 

 

テスラのS&P500採用が発表されたタイミングや発表された後の株価の動きについては下記の記事に詳しく纏めています。

 

>>>テスラ㊗S&P500採用!!~株価はどう動いた?ニュース発表から組入れまで株価の動きを徹底検証してみた~

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クラウドストライク(CRWD)の決算後の株価推移: 2022年Q2

ラウドストライク(CRWD)の決算後の株価推移: 2022年Q2

クラウドストライク(CRWD)の株価推移をみてみましょう。

 

 

上記チャートは、クラウドストライク(CRWD)の前回決算発表日2021年6月4日日から今回の決算発表日2021年8月31日までの株価の推移を示しています。

 

 

3カ月間の株価上昇率は+35.1%強と爆上げし、$270に到達、ナスダック100採用ニュースを受け決算発表前には一時$288台まで上昇し、$300が射程距離に入っています。

 

 

さらに、決算発表後には多くの証券会社が目標株価を$315・$320・$330と続々とアップグレードしています。

 

 

Needhamは$340と一番のプライスターゲットを打ち出していますね。

 

 

各社共通しているのは、クラウドストライクの目標株価は$300以上が妥当という点です。

 

 

 

これは結果論ですが、前回決算前にハイテクグロースが売り込まれた局面で一時$170近くまで下がった時が絶好の買い場でしたね。

 

 

 

クラウドストライクは書籍「2025年を制覇する破壊的企業」でも紹介されている通り、これまでの常識を覆す事ができる可能性の高い企業の1つなので、個人的には目先の株価の上げ下げは気にしていません。

 

 

下記のKaviewのチャートにあるように私は平均取得価格$123台でポジションを持っています。

 

 

 

<Kaview>

 

前回$170で買い増し損ねたので、テーパリングなどで一時的に株価が下落するようなら積極的に買い増していきたいですね。

 

 

Kaviewでは自身が購入・売却した株価がチャート上で表示されるので、「売買ポイントが適切だったのかどうか」、トレードの振り返りができるので重宝しています。

 

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クラウドストライク(CRWD) 2022年Q2決算~NASDAQ100採用とVerizonとの戦略的提携発表~:まとめ

クラウドストライク(CRWD) の2022年Q2決算と決算後の株価推移について解説してきました。

 

 

簡単に振り返っていきましょう。

 

 

クラウドストライク(CRWD)の決算は2022年Q2決算はEPS・売上高のいずれもコンセンサス予想を上回る好決算でした。

 

 

 

KPIの1つである2022年Q2のARRは、前回決算に続き$1B超えの$1.34 Bを記録、+70%という高い成長率を維持しています。

 

 

クラウドストライクの競合になり得るSentineloneが上場したものの、新規顧客獲得の勢いは増し、顧客維持率も基準値を上回っているので影響はなさそうです。

 

 

むしろ、前回決算時に続き、新たにVerizonとの戦略的提携を発表。積極的にパートナーシップを拡大しています。

 

株価は前回決算時からの3か月間で約+35%の上昇。

 

 

決算発表の約1週間前には、ナスダック100に採用されたことも株価押し上げ要因となり、約$270前後で推移しています。

 

 

 

一度も決算をミスする事なく、好決算を出し続けているクラウドストライクの株価はゆっくりと着実に上昇しています。

 

 

FRBはテーパリングを年内に開始する予定なので、一度は大きく下げる局面があるかもしれまんせんが、クラウドストライクの問題ではないので、落ち目が来たら拾いたいですね。

 

 

以上、クラウドストライク(CRWD) 2022年Q2決算~NASDAQ100採用とVerizonとの戦略的提携発表~でした!!

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