米国株2020年の総まとめ~重要ニュースと株価推移の振り返り~

  • 2021年1月5日
  • 2021年3月3日
  • 生活

本記事は、私自身が米国株投資を行う中で、新たに学んだ内容や当時の状況について記録する事を目的として纏めています。

 

【想定読者】 株式投資初心者・米国株投資初心者・これから株式投資を検討している人

 

2020年は激動の1年でした。誰も予想ができなかった未知なるウイルスが突如出現し、世界経済や雇用情勢に大きな打撃を与えただけでなく、人々の働き方やライフスタイルまで大きく変えました。

 

2020年は例外なく米国株式市場にも大きな変化を与えています。2020年の振返りを箇条書きに纏めたのが下記のツイートです。

https://twitter.com/twin_papariman/status/1344456412286488576?s=20

 

本記事では、2020年の米国株式市場や株価に影響を与えた出来事やニュースを中心に1年間を振り返っていきたいと思います。

 

2020年に起きた出来事やニュース、FRBの金融緩和による余剰の投資マネーや政府の財政支援金などの流れなどを振り返る事は、今後の長い投資人生の中で、似たような状況に直面した際の参考になります。

 

本記事を読む事で、2021年以降に株式投資を実践するうえで適切な投資判断をする為の材料を得ることができます。過去の出来事を自身の記憶の中にデータベース化し蓄積する事で、類似ケースに遭遇した際に、データや根拠を持って柔軟に対応できるようになります。

 

米国株2020年の総まとめ~重要ニュースと株価推移の振り返り~

ワクチン株への熱狂と期間限定のワクチン相場

2020年ワクチン株とワクチン相場

2020年はワクチン株が良くも悪くも大きく注目された年です。

 

新型コロナウイルス(COVID19)が猛威を振るい、世界的にパンデミックとなり、2020年1月30日にWHOにより緊急事態宣言が出されました。未知なる脅威に立ち向かうべく、モデルナ(MRNA)、バイオンテック(BNTX)、メルク、アストラゼネカ、エマージェント(EBS)ギリアド(GILD)、ヴィアバイオテクノロジー(VIR)、リジェネロン(REGN)、ヴァックスアート(VXRT)など、資金調達が必要な小規模の企業から大手企業まで多くの企業が新型コロナウイルスのワクチンや治療薬の開発に着手しました。

 

一般的にワクチン開発は、極めて開発・生産・承認ハードルの高く、「年内のワクチン承認確率は50%」というのが当初から想定されていた現実的な予想でしたが、「どの企業が最初にワクチンや治療薬を開発するのか?」を我先に探し、資金を投入する投資家は多く、そんな投資家の期待と不安によりワクチン関連株の株価が乱高下する、いわゆるワクチン相場が醸成されました。

 

結果的には、常にワクチン開発レースの先頭を走ってきたファイザー/バイオンテック(BNTX)連合、モデルナ(MRNA)の2社がワクチン開発に成功、年内のEUA(緊急使用承認)という偉業を達成し、医療従事者から優先的にワクチン接種を開始しています。

https://twitter.com/twin_papariman/status/1325779972389134336?s=20

https://twitter.com/twin_papariman/status/1337699582243819520?s=20

 

ワクチン開発に成功したファイザー/バイオンテック(BNTX)連合、モデルナ(MRNA)の2社は、2020年を通して株価を上げたり下げたりを繰り返しながらも、第3相臨床試験の結果が公表され始めてからEUA承認までの最終局面で大きく株価を上げました。

 

ワクチン相場を牽引してきた2社の株価の動きについては、下記の記事に詳しく纏めています。

 

>>>【米国株】モデルナやワクチン株は終了?~コロナワクチン相場の株価の動きを振り返ってみた~

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米国株モデルナやワクチン株相場の振り返り

 

リセッションと金融相場:株価にとってはポジティブな状況

リセッションと金融相場

 

米経済のリセッション入り(景気後退)と金融緩和は株価のトレンドに影響を与えた2020年の重要ニュースの1つです。

 

新型コロナウイルスへの感染拡大により、出張や旅行はもちろん気軽に外出ができない状況が続き、全世界的に外出自粛やロックダウンなどの措置が取られました。その結果、トラベル、レジャー、飲食関係の消費が大きく落ち込み、実態経済に甚大な影響を与えました。

 

いわゆるコロナショックです。

https://twitter.com/twin_papariman/status/1238485780290400256?s=20

2020年3月には米国株式市場を始め、世界株式市場で連日株価が暴落、NYダウは過去最大の下落幅を記録するなど、経済も株価も大打撃を受けました。

全米経済研究所(NBER)はリセッション入りを宣言し、事態を重く見たFRB(中央銀行)は金融緩和により政策金利を「0~0.25%まで」引き下げました。FRBが市場に流動性を供給する措置をとった事で、金融相場に突入。

 

しかも、FRBのジェローム・パウエル議長は当時、2022年末までは金融緩和を行う事を表明し、さらに、2020年10月には金利政策を決定するフレームワークを変更。今後も、数年に渡り低金利が続く可能性が高まっています

 

金利政策を決定するフレームワークの変更については、下記の記事に纏めています。

 

>>>米国の株価と経済状況~2020年10月以降の見通しとポイント

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新型コロナウイルスは、雇用にも大きな影響を与え、米国失業率は戦後最悪の14.7%を記録リーマンショック時の失業率よりもはるかに悪く、1930年代の大恐慌以来の数字です。

 

自体を悪化させない為にも米国政府は2.2兆ドルの景気支援策(ケアーズ・アクト)を打ち出し、裕福層を除く国民1人1人に最低13万円のキャッシュの配布、失業者に対しては、通常の失業保険に上乗せする形で毎週6万円(1か月で24万円上乗せ)の見舞金配布を行いましたが、リアル店舗を軸としてビジネスを展開していた企業が相次いで倒産や店舗縮小に追い込まれました。

 

こうした中で躍進したのが、ズーム(ZM)やクラウドストライク(CRWD)、オクタ(OKTA)などのリモートワーク関連銘柄です。

 

特にズーム(ZM)の株価は、リセッション入りが表明された後から右肩上がりで大幅に上昇。2020年Q3決算では、市場予想を遥かに上回る異次元決算を叩き出し、株価は1年で10倍近くに跳ね上がっています。

 

>>>【米国株】ズーム(ZM)の凄さ~株価は1年で10倍!次のズーム株を探す手掛かりは?~

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【米国株】ズーム(ZM)の凄さ~株価は1年で10倍!次のズーム株を探す手掛かりは?~

 

米国IPO優良銘柄が続々と上場

米国株2020年IPO優良銘柄

 

リセッションの中、米国ではIPOが活発に実施され、将来有望な優良銘柄が2020年には続々と上場し、米国株式市場を活性化させました。

 

2020年のIPO銘柄の中から、かつてのテスラやズームなど長期的なリターン(キャピタルゲインやインカムゲイン)を得られる銘柄が誕生する予感です。

 

など

 

将来が期待できる有望な銘柄を上げるとキリがありませんが、上場後に安定して株価が上昇していくかどうかは、決算次第です。

 

来る決算、来る決算、1回1回確実に「コンセンサス予想を上回る決算を出し続ける事ができるかどうか」を継続して観察していく必要があります。

 

また、「次のTeslaやNetflix、Zoom」のような大化け銘柄を探す為に、EDGARなどを使って、米国株IPO銘柄の一次情報を自身で発掘していく事も重要です。

 

ただ、その場合、自分自身で他の選択肢を狭めてしまう可能性もあります。加えて、SECの情報はすべて英語かつ数百ページもの情報を読み込んでいく必要がある為、かなりの労力と時間がかかります。

 

もっとシンプルに「米国株の優良な一次情報を気軽に取得したい」という人はモトリーフールがおススメです。

 

フリーアドレスを登録するだけで普段は目に触れる事のできない有益な情報をメルマガで得る事ができるので、その中から自身の投資に必要な情報の取捨選択やフィルタリングが可能です。

 

>>>モトリーフール:米国株の情報収集に欠かせない情報源の1つ【損したくない人向け】

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モトリーフール:米国株の情報収集に欠かせない情報源の1つ

テスラの株価は8倍近く上昇

テスラ株価推移とS&P500採用

2020年に飛躍した企業の1つとしては2003年に創業し、2010年6月にナスダックに上場した米国EV(電気自動車)メーカーのテスラ(Tesla)があります。

 

テスラは電気自動車(EV)ビジネスをあくまでも事業の1つとしか捉えていませんが、国策として国を挙げて電気自動車に注力している中国での電気自動車(EV)販売が軌道に乗り始め、大きく注目されています。

https://twitter.com/twin_papariman/status/1321057590776713216?s=20

 

 

そんなテスラの株価は2020年に急激に上昇し年初来で8倍近く(700%超え)になっています。

 

>>>テスラは電気自動車メーカーではないという衝撃と異次元の構想【3分で分かるテスラの凄さ】

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テスラは電気自動車メーカーではないという衝撃と異次元の構想【3分で分かるテスラの凄さ】

 

2020年はテスラの株価に影響を与えるニュースが多くありましたが、その中でも株式分割」と「S&P500への採用」ニュースが大きなインパクトを与えました。

 

ただ、テスラは一度S&P500には不採用となり、株価は大きく下落しています。ただ、最終的には12月21日に過去最大の時価総額をひっさげてS&P500へ組み入れられました。

https://twitter.com/twin_papariman/status/1328474509024718848?s=20

 

テスラが脚光を浴びた事で、電気自動車(EV)の本丸といっても過言ではない中国の新興電気自動車メーカーも注目を浴びました

 

その筆頭が、NIO(ニオ)、XPEV(シャオペン)、LI(リーオート)の3社で、2020年11月はEVバブル相場でロビンフッターを中心とした個人投資家に大きく買われ、株価は暴騰しました。

 

3社の中でも特に注目はNIOです。

 

NIOは、テスラも直面した資金繰り難やリコール問題などの死の谷を見事に乗り越え、2020年前半は$3台だった株価は、第2四半期決算・第3四半期決算と好調な販売台数を好感し、$50近くになっています。

 

さらに、アナリストによる将来的な株価予測では$150以上、強気見通しでは$300を超える予想されています。

https://twitter.com/twin_papariman/status/1331150099964051456?s=20

 

NIOについては下記の記事に詳しく纏めています。

 

>>>【米国株】NIOの将来性~中国のEV市場を牽引する中国版テスラ~

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本記事では、中国版Tesla(テスラ)と称されるNIO(上海蔚来汽車)について、私が調べた情報を備忘目的で記事に纏めています。 【想定読者】 株式投資初心者・米国株投資初心者これから株式投資を検討している人&nbs[…]

 

米国株2020年の総まとめ~重要ニュースと株価推移の振り返り~: まとめ

米国株2020年の総括という事で、米国株に関連する出来事を中心に今年起きた出来事を振り返ってきました。

 

2020年は新型コロナウイルスに世界が振り回された1年である事は紛れもない事実ですが、投資観点からすると、全世界同時の金融政策、ワクチン関連銘柄やリモートワーク関連銘柄の躍進、テスラのS&P500採用やEVバブルなど、短期間ではなかなかできない経験が凝縮された濃い1年間だったと思います。

 

2020年の出来事の1つ1つを自分の中でデータベース化して、今後の投資判断材料として有効活用していきたいですね。

 

以上、米国株2020年の総まとめ~重要ニュースと株価推移の振り返り~でした!!

米国株2020年総まとめ~重要ニュースと株価推移の振り返り~
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