米国株のテンバガー候補!厳選した6銘柄を紹介【銘柄探しのヒントあり】

  • 2021年12月19日
  • 2023年5月7日
  • US.STOCK
  • 米国株のテンバガー候補の特徴や条件ってあるの?
  • 米国株のテンバガー候補銘柄を具体的に知りたい
  • 米国株のテンバガー候補に投資する際の注意点は?

 

そんな疑問や要望に応えます。

 

 

【想定読者】 株式投資初心者・米国株投資初心者・これから株式投資を検討している人

 

 

米国個別株投資をするなら誰もが「テンバガー」以上のリターンを狙いたいですよね。

 

 

しかし、米国の証券取引所には4,000以上の銘柄が上場しており、その中から将来「テンバガー」以上に成長するような銘柄をピンポイントで見極めるのはプロでも難しいのが実際のところですが、米国株で「テンバガー」になる銘柄には特徴や条件があるのも事実。

 

 

本記事では、「米国株のテンバガー候補の特徴や条件」、「具体的な銘柄6つ」、「注意点」について詳しく解説しています。

 

 

本記事を読む事で米国株のテンバガー候補に投資する際の考え方や銘柄探しのヒントが分かり、次のテンバガーを見つけられる可能性が高まります。

 

 

早速、見ていきましょう。

 

米国株のテンバガー候補!厳選した6銘柄を紹介【銘柄探しのヒントあり】

目次

米国株のテンバガー候補とは?

米国株のテンバガー候補とは?

米国株のテンバガー候補とは何でしょうか?

 

 

米国株のテンバガー候補とは、10倍になる可能性がある米国株の事で、もう少し広義の意味では「爆発的な成長が見込まれる銘柄」の事を指します。

 

 

テンバガーの辞書的な意味合いは以下の通り。

 

株価が10倍になった銘柄、なりそうな銘柄のこと。野球用語でバガーは塁打を意味し、一試合で10塁打(テンバガー)を記録するくらいの勢いで株価が急騰し、10倍まで跳ね上がる銘柄をテンバガーと呼ぶ。

<出典:野村証券>

 

 

この「テンバガー」という言葉は伝説のファンドマネージャーである「ピーター・リンチ」が彼の著書『One Up On Wall Street』の中で提唱した事で生まれています。

 

 

そんな米国株のテンバガー候補企業はどんな特徴を持っているのでしょうか?

米国株のテンバガー候補企業の特徴:銘柄探しの前提

米国株のテンバガー候補企業の特徴:銘柄探しの前提

 

米国株のテンバガー候補企業の特徴を見ていきましょう。

 

 

米国株のテンバガー候補には、主に以下のような特徴を持っています。

 

 

  1.  破壊的イノベーションを起こせる技術を持っている
  2.  社会のメガトレンドになり得る
  3.  政府による支援がある

 

米国株のテンバガー候補の銘柄探しの前提となる特徴を順番に見ていきましょう。

 

米国株のテンバガー候補企業の特徴①: 破壊的イノベーションを起こせる技術を持っている

米国株のテンバガー候補企業の特徴1つ目は、「破壊的イノベーションを起こせる技術を持っている」です。

 

 

破壊的イノベーションと言うと難しく聞こえますが、人々の生活や既存のインフラを根底から覆せるような技術(テクノロジー)を持ち、製品やサービスを提供できる企業が該当します。

 

 

例えば、アップルやアマゾン、最近ではテスラなどが破壊的イノベーション企業に該当します。

 

 

膨大な数の潜在的ユーザーを持ち、大衆に受け入れられやすく、人々が利用する製品やサービスを提供できる企業、つまり、ユーザーのニーズを満たす革新的な製品を提供できる企業は将来的なテンバガー候補としての特徴を持っています。

 

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米国株のテンバガー候補企業の特徴②: 社会のメガトレンドになり得る

米国株のテンバガー候補企業の特徴2つ目は、「社会のメガトレンドになり得る」です。

 

 

インターネットやスマホが人々の生活を劇的に変化させたように、企業が行っている事がメガトレンドに合致している事は、テンバガーを達成する為には重要な要素の1つです。

 

 

例えば、

 

  • EV(電気自動車)
  • 量子コンピュータ
  • AI(人工知能)
  • ロボティクス
  • AR(拡張現実)
  • VR(仮想現実)
  • 3Dプリンティング
  • ブロックチェーン

 

など、世の中を牽引していくだろうトレンドに関連するビジネスを展開している事はテンバガー候補となりえる企業の特徴の1つです。

 

例えば、2023年に入ってからは、ChatGPTが登場した事で世界中でAIブームが加速しましたが、こうしたメガトレンドの波に乗って、行動できる人が次のテンバガー銘柄を掴む事ができるようになります。

 

 

ChatGPTのトレンドから利益を得るためにはどこに投資をすれば良いのか?を知りたい人には以下の動画がオススメ。

 

 

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情報には鮮度がある為、期間限定でいつ配信終了するか分からないので、気になる人は早めにどうぞ。

 

 

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また、「少し先の未来を見たい」「みんなより未来を先読みしたい」という人は、テスラのCEOイーロンマスクの盟友、ピーター・ディアマンディスが書いた書籍「2030年すべてが「加速」する世界に備えよ」を読むと良いですね。

 

 

逆に言うと、どれだけ優れたテクノロジーや製品を持っていても世の中のトレンドに沿っていない場合は、テンバガー候補にはなり得ません。

 

米国株のテンバガー候補企業の特徴③: 政府による支援がある

米国株のテンバガー候補企業の特徴3つ目は、「政府による支援がある」です。

 

 

政府の行動(ソブリンアクション)は株価に大きな影響を与えます。

 

 

規制や新しい法律は、市場やトレンドを生み出したり、破壊したりするからです。

 

 

米国株のテンバガー候補となる企業の要素としては、

 

  1. 政府の規制に支えられている or
  2. 少なくとも「規制によって妨げられていない」

 

ことが重要です。

 

 

米国株のテンバガー候補となり得る主な特徴を見てきましたが、その他にもさらに細かい銘柄選定条件があったりします。

 

 

Amazonが45ドルの時に、Netflixが1.62ドルの時に、Appleが18セントの時に投資をし、テンバガー・ハンドレッドバガー(数十倍~数百倍)の成功を収めた実績のあるアレックスグリーン氏が提唱する「テンバガー」銘柄の選定条件も参考になります。

 

 

アレックスグリーン氏(参考記事)が提唱する「テンバガー」銘柄の選定条件に興味のある方は、以下の記事をどうぞ。

 

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>>>Oxfordキャピタルレターの特徴~米国株グロース株投資のヒントが得られる?~

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米国株のテンバガー候補のテンバガー達成条件

米国株のテンバガー候補のテンバガー達成条件

米国株テンバガー候補が実際にテンバガーを達成する為の条件を見ていきましょう。

 

  1.   IPOして数年以内である
  2.  好決算を出し続けられる
  3.  公募増資と好決算発表を繰り返す

 

ついんず

これらの条件も米国株のテンバガー銘柄探しの条件に当てはまりますね。

 

 

順番に見ていきましょう。

 

 

米国株のテンバガー達成条件①: IPOして数年以内である

米国株のテンバガーを達成条件1つ目は、「IPOして数年以内である」です。

 

 

投資戦略「CAN SLIM」の生みの親でもあり、「Investors Business Daily」紙の創設者であるウイリアム・オニール氏によると、株価上昇の大部分はIPOしてから数年以内に達成されてしまうことが多いとの事。

 

 

なので、米国株のテンバガー候補を見つけたいなら、IPOして間もない企業にフォーカスした方が確率も効率も良いようです。

 

 

つまり、テンバガー候補は必然的にグロース株となります。

 

 

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米国株のテンバガー達成条件②: 好決算を出し続けられる

米国株のテンバガーを達成条件2つ目は、「好決算を出し続けられる」です。

 

 

じっちゃまの愛称で有名な広瀬隆雄氏は、「決算至上主義」で、3か月に1回来る決算、来る決算を毎回クリアできる企業が最終的にテンバガーを達成すると言っています。

 

 

じっちゃまが言っている「決算をクリアする」という意味は、以下の通り。

 

Name

決算発表では①EPS、②売上高、③ガイダンスの全てが事前コンセンサス予想を上回る必要があります。ひとつでもとりこぼしがあれば× — じっちゃま (@hirosetakao) July 5, 2020

 

米国株の良い決算を定義する上で参考にするのは、以下の3つの指標です。

 

  1.  EPS (Earnings Per Share)
  2.  売上高 (Revenue)
  3.  ガイダンス

 

上記①~③の全てが、コンセンサス予想を上回る事ができれば良い決算で、どれか1つでも欠けていたら「良い決算」ではないという事です。

 

 

IPOして数年以内の企業がテンバガー候補になりやすくても、良い決算を出し続けられない場合はテンバガー候補にはなりません。

 

米国株のテンバガー達成条件③: 公募増資と好決算発表を繰り返す

米国株のテンバガーを達成条件3つ目は、「公募増資と好決算発表を繰り返す」です。

 

 

IPOしたばかりの企業は好決算を出した後に、公募増資を発表するケースが多い傾向にあります。

 

 

ついんず

例えば、ズームインフォ(ZI)やDKNG(ドラフトキングス)、ニオ(NIO)、ディローカル(DLO)など

 

 

ちなみに、企業が公募増資をした際の株価の動きは特徴的なので、知っておくと良いですよ。

 

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じっちゃま曰く、米国株のテンバガー候補の企業は「好決算の発表」と「公募増資の発表」の繰り返しで大きくなり、最終的にテンバガーに化けるとの事。

 

 

米国株のテンバガーを達成する為の条件を纏めると、

 

 

IPOして数年以内で、好決算を出し続けられる(かつ公募増資を実施)事が最低条件になってきます。

 

 

新規銘柄を購入する場合、決算前に仕込むのはリスクが高いのでなるべく避けましょう。

 

 

>>>決算前に株を買う決算跨ぎはリスクが高い理由3つ~米国株を事例に検証してみた~

 

 

続いて、米国株のテンバガー候補として具体的な銘柄を見ていきましょう。

 

米国株のテンバガー候補!銘柄探しの上厳選した6銘柄

米国株のテンバガー候補!銘柄探しの上厳選した6銘柄

米国株のテンバガー候補企業の特徴を持ち合わせている銘柄を6つ具体的に紹介していきます。

 

 

独断と偏見で選んだ米国株のテンバガー候補銘柄6つは以下です。

 

  1. ニオ(NIO) -  EV電気自動車
  2. クラウドストライク(CRWD) - エンドポイントセキュリティ
  3. マルケタ(MQ) - BNPLを支えるプラットフォーマー
  4. ディーローカル(DLO)  - 新興国ペイメントプラットフォーマー 
  5. ロイヤリティファーマ(RPRX) -  新薬ロイヤリティ投資
  6. ユニティ・ソフトウェア(U) - ゲーム開発プラットフォーム&メタバース

 

順番に見ていきましょう。

 

米国株のテンバガー候補①: ニオ(NIO)

米国株のテンバガー候補1つ目は「ニオ(NIO)」です。

 

 

NIOは2019年にナスダックに上場した中国のEV(電気自動車)メーカーです。

 

 

ガソリン車で世界最大市場である中国は、EV(電気自動車)車でも世界最大市場であり、しかもEVメーカーは中国の国策事業として、国から手厚い支援を受けています。

 

 

そんな中国の中でもNIOは圧倒的な人気と市場シェア、ブランド認知を獲得し、存在感を見せています。

 

https://twitter.com/ytana_fbird/statuses/1311812155507765248?s=20

 

NIOは日経新聞の記事でも紹介され、「調査会社の調査によると顧客好感度はBMWやメルセデス・ベンツも上回り、別調査ではTesla(テスラ)もしのいで最も信頼できる車」との結果が出ているほど、「高品質のブランド車」との評価を得ています。

 

 

一度、資金繰り難に陥り倒産しかかった経緯がある為、株価は一時期$3台まで低迷しましたが、倒産危機を乗り越えV字回復した後は、株価も戻しています。

 

 

 

 

ヨーロッパ市場進出や世界展開を視野に入れている事からも、今後も大きな成長期待ができる企業の1つです。

 

 

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米国株のテンバガー候補②: クラウドストライク(CRWD)

米国株のテンバガー候補②: クラウドストライク(CRWD)

米国株のテンバガー候補2つ目は、「クラウドストライク(CRWD)」です。

 

 

クラウドストライク(CRWD)は、2019年にナスダック市場に上場したセキュリティプラットフォーム企業です。

 

 

マカフィーでCTOまで務めたエンジニアであるジョージ・カーツが2011年に設立し、クラウドストライク(CRWD)が提供するエンドポイントセキュリティプラットフォームは、Fortune100の大企業の約半分の企業をはじめ、世界に名だたる企業が導入しています。

 

 

しかも、クラウドストライク(CRWD)は上場して以来、一度も決算をミスしていません。(2022年Q3決算時点)

 

 

クラウドストライクは、エンドポイントセキュリティ市場をリードしている次世代破壊的イノベーションカンパニーとして知名度をあげており、書籍「2025年を制覇する破壊的企業」にも取り上げられています。

IPO後数年以内の企業で、好決算を出し続けられる経営力を持ち、破壊的イノベーションのテクノロジーを併せ持った紛れもないテンバガー候補です。

 

 

 

 

 

 

 

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米国株のテンバガー候補③: マルケタ(MQ)

マルケタ(MQ)とは?:  2021年注目の米国IPO企業の1つ

米国株のテンバガー候補3つ目は「マルケタ(MQ)」です。

 

 

マルケタ(MQ)は2021年6月にナスダックに上場した米国の次世代ペイメントプラットフォームを提供する企業です。

 

 

AffirmなどのBNPL企業や、DoorDash・Instacart・Squareなどの次世代を担う企業、GoldmanやJP Morganなど既存の大手金融機関などに対して、自社のビジネスニーズに合った決済カードをカスタマイズして作成する事を可能にしたのがマルケタ(MQ)の提供するプラットフォームです。

 

 

<マルケタ(MQ)のプラットフォーム>

<出典:マルケタ(MQ)売出目論見書>

 

マルケタ(MQ)はのプラットフォームは「過去20年以上にわたって整備されてきたインフラに、今日のソフトウェア企業やビッグテック企業がアクセスする事を可能にしている」為、他社が真似できない参入障壁の高さを持っています。

 

 

IPO後の決算は、可もなく不可もなくの状況で不安定さがある為、2021年年末時点株価は軟調推移している状況です。

 

 

 

ただ、マルケタ(MQ)が参入しているデジタル商取引市場は、これから飛躍的に拡大していく事が期待されており、パートナーシップを着実に広めている為、これからの動向に注目する価値のある企業の1つです。

 

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米国株のテンバガー候補④: ディーローカル(DLO)

米国株のテンバガー候補4つ目は、「ディーローカル(DLO)」です。

 

 

DLO(ディーローカル)は2016年に設立され、ウルグアイに本社を構えるウルグアイ発の決済ソリューション企業です。

 

 

 

ウルグアイ初のユニコーン(評価額が10億ドルを超える未上場のスタートアップ)企業として注目されてきましたが、2021年6月に満を持してナスダックに上場。

 

 

IPO上場時点で黒字化しています。

 

 

 

DLO(ディーローカル)は、新興国企業における決済面での課題を解決する為のクラウドベースプラットフォームを提供しており、現在、Amazon・DIDI・Microsoftなどの世界的大企業をはじめ、全世界で330を超える企業顧客、30を超える国で利用されています。

 

 

<出典:DLO 2021 Q2 決算プレゼン資料

 

 

IPO後初の決算は好決算を叩き出し、公募増資も実施していますが、2021年年末時点では地合いの悪さもあって株価は軟調に推移していています。

 

 

 

 

今後も良い決算を出し続けられるかに注目です。

 

 

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米国株のテンバガー候補⑤: ロイヤリティファーマ(RPRX)

米国株のテンバガー候補5つ目は、「ロイヤリティファーマ(RPRX)」です。

 

 

ロイヤリティファーマ(RPRX)は新薬の特許を売買するユニークなビジネスを展開している米国企業で、2020年6月にIPOでナスダックに上場。

 

 

  • IPO時点で収益の黒字化を達成
  • IPO直後から「配当」あり
  • IPO後の決算を全てクリア

 

しており、じっちゃまが大絶賛しているいわゆるじっちゃま銘柄の1つ。

 

 

>>>ロイヤリティファーマ(RPRX)の魅力【米国株の2020年IPO優良銘柄】

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ロイヤリティ・ファーマサムネイル

 

 

ロイヤリティファーマはそのビジネスモデルの特殊性から、なかなか良さを理解をされない事から株価は低空飛行をしています。

 

 

ロイヤリティファーマは、グロース株というよりもバリュー株に近い為、株価の動きとしてはVISAのように時間がかかりそうです。

 

 

ただ、2021年11月にはバリュー株投資の神様ウォーレン・バフェット氏率いる投資会社バークシャー・ハサウェイ社が、ロイヤリティファーマ(RPRX)への投資を発表し、注目度は少しずつ高まっています。

 

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米国株のテンバガー候補⑥: ユニティ・ソフトウェア(U)

米国株のテンバガー候補6つ目は、「ユニティ・ソフトウェア(U)」です。

 

 

ユニティ・ソフトウェアは、独立系ゲーム開発者のために「無料ゲームエンジン」を提供している企業で、2020年9月にIPOでナスダックに上場しています。

 

 

ゲームエンジン企業の中で最大手であるユニティは、モバイル市場において50%超え、AR/VRコンテンツでも60%以上の市場シェアを維持しており、著名なゲームの開発の多くはユニティがベースになっています。

 

 

例えば、Unityで作られたゲームの一部は以下の通り。

 

  • ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君
  • ポケモンGO
  • スーパーマリオラン
  • 黒猫プロジェクト
  • どうぶつの森ポケットキャンプ

 

など、ユーザー数の多さや認知度の高さが強みです。

 

 

また、2021年10月にFacebookが社名を「meta」に変更した事で、破壊的イノベーションの1つである「メタバース」分野への注目度が一気に高まり、ユニティはメタバース構築に使える技術や手段を展開する可能性がある事から、メタバース銘柄として注目を浴びています。

 

 

 

実際、ユニティのCEOは「Unityはメタバースを定義し、その創造と運営のリードを助ける主要プレイヤーになるだろう」とのコメントをしています。

 

 

 

 

ユニティは「ゲームエンジンプラットフォームとメガトレンドのメタバース銘柄」の2つの顔を持っている為、今後の成長に大きな期待ができます。

 

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米国株のテンバガー候補へ投資する際の注意点

米国株のテンバガー候補へ投資する際の注意点

最後に、米国株のテンバガー候補へ投資する際の注意点を見ていきましょう。

 

主に3つあります。

 

 

  1. 決算をしくじったらすぐに売る
  2. 10年債利回りの動き
  3. 握力が試される

 

順番に見ていきましょう。

 

米国株のテンバガー候補へ投資する際の注意点①: 決算をしくじったらすぐに売る

米国株のテンバガー候補へ投資する際の注意点1つ目は、「決算をしくじったらすぐに売る」です。

 

 

米国株のテンバガー候補銘柄は、IPOして数年以内でいわゆるグロース株なので、投資家からの期待値が高い反面、少しでもコンセンサス予想を下回れば容赦なく、叩き売られるからです。

 

 

ついんず

ドキュサイン(DOCU)の事例が怖いですよ

 

 

IPO以降、好決算を出し続けて株価も順調に右肩上がり上がっていたドキュサイン(DOCU)は、2021年Q3決算発表で来期ガイダンスを少しミスしただけで、株価は▲40%を超える下落を見せました・・・

 

 

一瞬で2020年6月の水準まで落ちている、つまり1年半かけて上昇した株価がわずか1日で帳消しにされた事が分かります。

 

 

成長性に少しでも陰りが見える銘柄は機関投資家が容赦なく、叩き売った典型例です。

 

 

特に金融緩和相場が終わる局面というグロース株に向かい風が吹いている地合いにおいて、「決算ミス」が見られた銘柄はすぐに売り払った方がダメージは少ないです。

 

米国株のテンバガー候補へ投資する際の注意点②: 10年債利回りの動き

米国株のテンバガー候補へ投資する際の注意点2つ目は、「10年債利回りの動き」です。

 

 

米国株のテンバガー候補銘柄へ株投資をする際は、「長期金利」、具体的には米国10年債利回りの動向に注意が必要です。

 

 

「米国の長期金利(10年債利回り)と株価はシーソーのような関係にある」と言われており、金利が上昇すれば株価は下がり、金利が下がれば株価が上がる傾向にあるからです。

 

 

特に、米国10年債利回りが急激に上昇する局面では、グロース株の中で「テーマ株」や「割高感のあるグロース株」は軒並み叩き売られる傾向にあります。

 

 

例えば、一例として2020年2月の金利上昇局面でのテスラ株の動きを見てみましょう。

 

 

 

 

2月12日以降に米国の金利が急上昇したのですが、金利上昇を起点に、テスラの株価は急激に下落している様子が分かります。

 

 

つまり、米国の金利とTSLA(テスラ)の株価は完全に逆相関(シーソー)の動きを見せているのが分かります。

 

 

金利上昇局面で下落したグロース株や影響を受けなかった銘柄等については下記の記事で検証しているので参考までにどうぞ。

 

 

>>>米国の長期金利上昇が与える影響は?~個別銘柄の株価の動きを徹底検証してみた~

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米国の長期金利が与える影響サムネ

 

 

良い決算を出していても、金利上昇局面ではどんな優良銘柄でも売られる地合いがあるという点には注意が必要です。

 

米国株のテンバガー候補へ投資する際の注意点③: 握力が試される

米国株のテンバガー候補へ投資する際の注意点3つ目は、「握力が試される」です。

 

 

米国株のテンバガー候補銘柄は、グロース株がメインなので、決算をしくじったら容赦なく叩き売られ、金利上昇局面では株価が売り込まれやすいので、テンバガーを達成するには相当な握力が試されます。

 

 

以下のツイートがそれを物語っています。

 

 

長株を握り続けられるのはホントに難しいということ。 $tsla なんて2010年に$17でIPO、2014年にはテンバガー。そっから20バガーの$340以上つけるも2019年には100ドル台に急落。で、そっから今2000ドル。IPOから考えたら100倍以上!なのに、売買タイミングによっては大損するという恐ろしい株。

 

 

コロナ禍前の2019年末時点では約$50だったテスラの株価は、約2年強で約25倍になっていますがそんなテスラもジェットコースターのように株価の「上がったり下がったり」を繰り返していた時期があるようです。

 

 

米国株のテンバガー候補が「テンバガー」を達成するまでの道のりは険しいのが分かります。

 

米国株のテンバガー候補!厳選した6銘柄を紹介【銘柄探しのヒントあり】: まとめ

米国株のテンバガー候補6選と、テンバガー銘柄の特徴や条件について解説してきました。

 

簡単に振り返っていきましょう。

 

 

米国株のテンバガー候補の特徴は主に3つ。

 

 

  1.  破壊的イノベーションを起こせる技術を持っている
  2.  社会のメガトレンドになり得る
  3.  政府による支援がある

 

 

そして、そんな特徴をもった米国株のテンバガー候補がテンバガーを達成する為の条件は以下の3つ。

 

 

  1.   IPOして数年以内である
  2.  好決算を出し続けられる
  3.  公募増資と好決算発表を繰り返す

 

 

米国株のテンバガー候補の特徴や条件に該当するだろう候補銘柄は以下の6つです。

 

 

  1. ニオ(NIO) -  EV電気自動車
  2. クラウドストライク(CRWD) - エンドポイントセキュリティ
  3. マルケタ(MQ) - BNPLを支えるプラットフォーマー
  4. ディーローカル(DLO)  - 新興国ペイメントプラットフォーマー 
  5. ロイヤリティファーマ(RPRX) -  新薬ロイヤリティ投資
  6. ユニティ・ソフトウェア(U) - ゲーム開発プラットフォーム&メタバース

 

 

米国株のテンバガー候補銘柄を探し当てて、資産形成スピードを加速させていきたいですね!!

 

 

米国株投資をする上では「買いタイミング」がかなり重要になるのですが、決算前に仕込むのはリスクが高いのでなるべく避けましょう。

 

>>>決算前に株を買う決算跨ぎはリスクが高い理由3つ~米国株を事例に検証してみた~

 

 

以上、米国株のテンバガー候補!厳選した6銘柄を紹介【銘柄探しのヒントあり】でした!!

米国株のテンバガー候補!厳選した6銘柄を紹介 【銘柄探しのヒントあり】
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